地下化2カ月、東横線渋谷駅に下りエスカレーター増設へ

東急東横線と東京メトロ副都心線の相互直通運転に伴い地下化された東横線渋谷駅(東京都渋谷区)で、東急電鉄が下りエスカレーターを増設する方針を決めたことが16日、分かった。同日、地下化から2カ月を迎えた同駅は下りのエスカレーターが極端に少なく、高齢の利用者らから設置を求める声が上がっていた。

 東急電鉄によると、地下化された駅は上りエスカレーター10基に対し下りが3基しかなく、改装に伴い下りエスカレーターが撤去された乗り換え口もあった。

 JR線の改札口から地下ホームまでは高低差40~50メートルあり、乗り換え時間は5分程度。ところが、階段を使わない「バリアフリー」のルートで東口から地下ホームまで向かうには、エレベーターでいったん2階に上がって歩道橋を渡り、エレベーターで地下5階まで下りる必要があった。

 下りエスカレーターが少ない理由について同社は「設置場所が限られているため、上
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りを優先して設置した」と説明している。

 同社は今月1日から、高齢者や足が不自由な人に対し、荷物を持つなどの介添えを行う警備員を配置しているが、利用者から「なんで下りエスカレーターを撤去したのか」「階段を下りるのは上るよりも辛い」といった声が相次ぎ、仮設の下りエスカレーターを設置することに決めたという。

 設置されるのは9番出口の階段付近で、年内にも着工する方針。付近では、平成28年度の地下広場の整備に伴い、下りエスカレーターを新設する計画もあるが、同社は「それまで待っていられないというお年寄りの意見もあり、早急に対応したい」としている。

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