横浜・大さん橋で警戒強化 海上保安庁、旅客船で安全指導も

 海上保安庁の年末年始特別警戒が10日、始まった。横浜海上保安部は、クルーズ客船の乗客らでにぎわう横浜市中区の横浜港大さん橋国際客船ターミナルを警戒したほか、横浜港を周航する旅客船「ロイヤルウイング」(2876トン)に乗船して安全指導した。

 海上保安官は大さん橋に着岸中の船内を巡回し、救命胴衣や縄はしご、救命浮環などを点検し、安全設備に問題がないことを確認した。1959年に建造された同船の操舵(そうだ)室では「現役船では最古」(同船船長)とされる水圧式のテレモーター(操舵装置)やエンジンテレグラフの説明を受けていた。

 同日は横浜海上防災基地(同区)で出動式が行われた。同保安部の三浦兼部長は「“見せる警備”と事業者と連携した安全運航対策を推進することで、海上保安官の存在感を示しつつテロ・犯罪の抑止、船舶交通の確保に万全を期していただきたい」と訓示。巡視艇が一斉に出港した。特別警戒は来年1月10日まで。

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