<インドネシア地震>パル市内は物資不足 一部で商品略奪も

インドネシア・スラウェシ島パル市では1日、多くの住民が早朝から食料やガソリンを求めて行列を作った。被災地への道路は復旧しつつあるが、避難所では飲料水なども不足。一部では商品の略奪も起きている。

 津波被害後から閉店しているパル・グランドモールでは9月30日午後、バイクで乗り付けた大勢の人たちがシャッターをこじ開けたり、ショーウインドーを壊したりして侵入。ショッピングカートに食料や衣料品などを積み込み、持ち出していた。女性2人組がレジから現金をつかみ取る姿も見えた。

 別のスーパーマーケットでも警備員の制止を振り切り、多くの人が店内に入った。周辺住民によると、略奪に加わる人の中には「食料や飲料水が入手困難なためほかに手段がなかった」と周囲に釈明する人もいるという。

 一方、1日には徐々に秩序が回復している様子も見られた。

 前日までは周辺住民が勝手にガソリンをくみ出すこともあったパル市内のガソリンスタンドでは、1日午前5時(日本時間同6時)ごろから人が並び始め、7時過ぎには200メートル近い行列ができた。地震発生前に備蓄した分を1人5リットルまで、通常より安い価格で販売している。

 電気が復旧していないため、店員が地下のタンクの中に入り、手作業でガソリンをくみ上げ、次々とペットボトルなどに移し替えていた。近隣から家族を捜しにやって来たヤンティさん(42)は「行方の分からない義理の娘を捜すのにどうしてもガソリンがいる」と必死な様子だった。

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