「相棒」の次は「泥棒」

<六角精児(俳優)>

 ドラマ「相棒」の鑑識官・米沢守役でブレーク。09年3月公開のスピンオフ映画「鑑識・米沢守の事件簿」では、初の主演を果たした。次なる当たり役と期待大なのが泥棒だ。4月から連続ドラマ「TAKE FIVE」(TBS・金曜夜10時~)に出演する。表の顔は大学教授、警察官、警備会社の男たちが、悪いやつらから大金をせしめる大泥棒団を結成。六角はそのひとりで、主演・唐沢寿明の片腕となる。

 小太りで茫洋(ぼうよう)とした風貌。だが壇蜜からTVで抱きつかれるなど、なぜかモテる。舞台ではカクカクたる実績を持つが、私生活はハチャメチャだ。

 神奈川県厚木高校時代の演劇部で、後に劇作家となる1年先輩の横内謙介に感化された。横内はそのまま早大に進学、在学中に「扉座」の前身である「善人会議」を設立した。六角もすぐ後を追う予定だったが、受験に失敗して浪人に。翌年、学習院大学に合格すると、再び演劇ドップリの生活に。同時にギャンブルにはまり、大学を中退した。

 その後は舞台での快進撃が続く。下北沢の小劇場をホームグラウンドに、87年には六角が主役を務めた「夜曲―放火魔ツトムの優しい夜」で紀伊国屋ホール進出を果たした。“プロデビュー”第1作となる。以後も「フォーティンブラス」「うたかたの城」「TSUTOMU」などの舞台で好演した。劇作家としての横内が岸田戯曲賞、大谷賞などを受賞するごとに六角の存在感も大きくなった。

 一方、私生活もギャンブルと女にまみれていく。1度目の結婚が21歳。2年で破局した。「外に飲みにいくたびに見ず知らずの人を連れてきたりする」と、結婚生活そのものが破綻したと妻から三くだり半。35歳で2度目の結婚、2年で破局。「他に好きな人ができた」という理由で妻が去っていった。1度目、2度目とも、劇団の研究生。3度目は41歳の時に、20歳年下の専門学校生。劇団員を講師として派遣した専門学校の生徒だった。妻は出産を理由に実家に里帰りしたものの、そのまま戻らず離婚。その後、専門学校から「立ち入り禁止」を命じられた。

 離婚の原因を「ギャンブルに明け暮れて生活費を入れなかった」と自ら弁明しているが、2度目の妻と11年に再婚した。4度目の結婚で、やっと落ち着いたようだ。

 それにしても、なぜこの男がモテるのか。どうやら秘訣があるらしい。
「交際相手に自分の財布を預けて、まず安心させる。それから『おまえを信用している』『おまえにかけてる』と『おまえが一番』と思わせて相手の心をつかんでしまう」(演劇関係者)

 だが過去を知る劇団員から「(金を)入れとけよ、という意味でもある」と、女にたかるヒモ野郎だったと冗談交じりに暴露された。

 新ドラマの泥棒役では、どんな盗みっぷりを見せてくれるのか。楽しみだ。

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