原発再稼働反対:金曜のデモ参加者急増 警視庁、厳重警備

毎週金曜の夕方に東京・永田町の官邸周辺で行われている原発再稼働反対を訴える抗議活動で、参加者が急増している。背景にツイッターなどソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の普及があり、参加人数の予測は難しい。29日は過去最大規模になるとの情報もあり、警視庁は「抗議活動としては過去十数年で最も多い」という数百人体制で警備にあたる方針。

 従来のデモは既存の団体や政党が「動員」をかけるケースが多く、警察当局は参加人数を把握した上で、警備計画を立てていたとされる。一方、今回は主催者側に特定の政党色は薄いとされ、ツイッターやフェイスブックなどで呼び掛けが連鎖的に広がっていることもあり、人数の把握はかなり難しいという。

 警視庁などによると、抗議活動が始まった今年3月には数百人規模だったが、次第に増加。政府が大飯原発再稼働を決定する前夜の15日は主催者発表で約1万1000人(警視庁調べ約2600人)が集結。再稼働が正式決定(16日)した後の22日には主催者発表で4万5000人(同1万1000人)に膨らんだ。いずれも警視庁の事前予測を上回った。

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