ザよこはまパレード、警備など経費増で来年から規模縮小で検討/横浜

ことし60回目を迎えた「ザよこはまパレード」(国際仮装行列)を主催する横浜商工会議所と県、横浜市は14日までに、沿道警備などの経費負担が増しているため、来年以降、規模縮小を視野に開催方法を見直す方針を固めた。

 国際仮装行列が始まった1953年には1200人が大名行列や花馬車などで登場。参加人数は最近まで増加傾向にあり、今月4日に行われたパレードには3500人が参加。団体数は39から68に膨らんでいる。

 山下公園から伊勢佐木町までのコース全体を維持し、安全性を確保するために警備をはじめとした経費負担が増加。市は「60回をきっかけに、今の時代に即したスタイルに見直すための議論を始めていきたい」とし、関係団体で検討を始めるとした。

 背景にあるのは事業収入の低迷だ。横浜商工会議所が企業などから募る協賛金が伸び悩む中、財政難の県の負担割合は年々低下。おととしから全体の事業費の1割にも達しておらず、ことしは130万円足らずにまで減額した。

 一方で市は例年1千万円を補助。「結果としてほかのイベントに比べても突出した額」(文化観光局)となっている。市としても今後も同額の補助金を出し続けることが難しい財政状況にある。

 沿道観客数は3年前は39万人、おととしは32万人(昨年は中止)と低調に推移してきた。関係団体は市内で同時期に催されるイベントとの連携も視野に、効果的な観光客誘致の手法についても検討していくものとみられる。

 横浜駅周辺で開かれていた「ヨコハマカーニバル」が2009年を最後に中止されるなど、パレードが全国で相次いで姿を消している。関係者からは「国際仮装行列は横浜経済の復興を旗印に始まった。苦しいからといって簡単にやめるわけにはいかない」との声も上がっている。

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