世界一高い自立式電波塔「東京スカイツリー」が完成 落雪や交通問題などの懸念も

およそ3年半をかけて、ついに29日、「東京スカイツリー」が完成した。
地元からは、歓迎と喜びの声が上がる一方で、その人気ゆえの懸念の声も上がっている。
29日、街では、キャラクターの「おしなりくん」が、「東京スカイツリー完成」と書かれた号外を配っていた。
雪の中、号外を配るのは、地元商店街のイメージキャラクター「おしなりくん」。
都内が一面銀世界になった29日、世界一高い自立式電波塔「東京スカイツリー」が、ついに完成した。
29日に完成した東京スカイツリーだが、あいにくの雪で、上部は全く見ることができなかった。
名古屋から来た観光客は「(きょう完成したが?)え、そうなんですか。知らなかった」と話した。
地元の人は「いいんじゃないですか、雪の中で完成するっていうのも。東京では、珍しいですからね」と話した。
東京・江東区では、2012年秋、区内の河川に水陸両用バスの発着所を新たに造る。
参入を検討している日の丸自動車興業は「(バスの)コースの中にスカイツリーの見える場所は必ず入ってくると思います」と話した。
地元の人たちも、大きな期待を寄せるスカイツリーだが、29日、そのふもとでは、物々しい警備が敷かれていた。
スカイツリー周辺では、警備員を配置し、落雪への注意を呼びかけていた。
1月、FNNのカメラがとらえたスカイツリーから雪の塊が落ちる瞬間の映像があるが、29日も雪が落ちる様子が見られた。
1月下旬、東京スカイツリーから、およそ200メートル離れた倉庫に、ツリーに積もった雪が落下し、屋根が壊れたという。
被害に遭った倉庫の人は「あそこらへん、今明るくなって、きれいになっていますよね。穴が開いたかな。人に当たったら、怖いなと思います」と話した。
1月下旬、ツリーから落ちてきたとみられる雪の塊で、倉庫の屋根など3カ所が破損する被害が出ている。
近所の人は「警備員さんがいても、(落雪が)当たったら、どうするんだろうという不安はあります。怖いので、上を見ながら歩いたりとかしています」などと話した。
スカイツリーでは、展望台の外側のヒーターで雪を解かし、さらに作業員が積もった雪を払うなど、対応に追われた。
一方、3カ月後のオープンを前に懸念されるのが、交通問題。
周辺施設もあわせて、年間2,500万人の来場者が見込まれている東京スカイツリー。
この数字は、東京ディズニーリゾートの年間来園者数とほぼ同じとなる。
東京スカイツリーに車で来る場合に通る道は、片側1車線しかなく、両側には、住宅が立ち並んでいる。
2カ所ある駐車場周辺で予想される大渋滞。
東京ディズニーリゾートは、およそ2万台分の駐車場があるのに対し、東京スカイツリーはおよそ20分の1の1,100台分。
そのため、東武タワースカイツリーは、公共交通機関の利用を呼びかけている。
地元商店街の人は、「本当は(車を)止めちゃいけないのに止めていて。怖いですね。交通事故とかないといいんですけど」、「トイレが少ないので、お客様が場合によっては、裏の方で(用を足す)ってこともあるので、それはちょっと困ります」などと話した。
人々の期待と不安の中、スカイツリーは、5月22日にオープンする。

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