明石花火事故で公判前整理 弁護側の検討状況を確認

 2001年に11人が死亡した兵庫県明石市の花火大会事故で、業務上過失致死傷罪に問われた県警明石署の元副署長榊和晄被告(63)の公判前整理手続き第2回協議が13日、神戸地裁(奥田哲也裁判長)で開かれた。

 協議は約10分間で終了。記者会見した検察官役の指定弁護士によると、指定弁護士は公判で調べるよう請求したもの以外の証拠も既に弁護側に開示。地裁は弁護側に対し、証拠についての検討状況を確認した上で、11月25日の第4回協議をめどに意見を明らかにするよう求めたという。

 起訴状では01年7月21日夜、花火大会の見物客が殺到して歩道橋が混雑したのに、当時部下だった明石署元地域官(60)=業務上過失致死傷罪で有罪確定=とともに放置。事前に策定した警備計画でも具体的な対応を示さず、事故を起こしたとしている。

 榊被告は検察審査会の議決に基づき、全国で初めて強制起訴された。弁護側は起訴状の内容を否認する方針。

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