<東京五輪招致>「熱意見られた」IOC評価委員長

国際オリンピック委員会(IOC)の評価委員会は7日、2020年夏季五輪の開催地に立候補している東京の現地調査を終了した。評価委のクレイグ・リーディー委員長(英国)は都内で記者会見し、具体的な評価は避けつつも、「政府の強いサポートがあることを知り、大会への熱意も見られた。すばらしい準備をしていただいた」と感想を述べた。

 調査は4日間にわたり、東京招致委員会による大会開催計画のプレゼンテーション(説明や質疑応答)、競技会場予定地の視察などを実施。東京はコンパクトな会場配置、高い財政力、治安の良さなどを強調した。

 東京招致委会長の猪瀬直樹・東京都知事は、五輪やパラリンピックのメダリストらを多く起用した今回の演出を振り返り、「アスリートファースト(選手第一)の計画をきちんとアピールできたのではないか」と自己評価。その上で「残り半年。これからが正念場」と意欲を語った。

 評価委による調査は今後、マドリード(スペイン)、イスタンブール(トルコ)でも行われ、分析結果をまとめた評価報告書が7月初旬までに公表される。開催都市は9月7日にブエノスアイレス(アルゼンチン)で開かれるIOC総会で、約100人のIOC委員による投票で決まる。【石井朗生】

◇7日のプレゼンテーション項目と概要◇

セキュリティー、医療

・警備や安全確保に関係する機関が密接に連携し、安全な大会開催を実現

・ドーピング検査の態勢は最新鋭の移動式検査車両も導入して充実

環境

・太陽光パネル、低公害車など環境にやさしい技術を導入

・東京の放射線量は国際放射線防護委員会の基準値を大幅に下回り、影響はない

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