宮下公園、野宿生活者の小屋撤去に抗議する声明

*宮下公園撤去問題で抗議声明が発表されました。

抗 議 声 明

10月1日の宮下公園における渋谷区による野宿生活者の小屋の撤去に抗議します。

10月1日、渋谷区は渋谷区立宮下公園での行政代執行の対象外であった野宿生活者の小屋を突然、無断で撤去しました。今回の撤去にあたり、渋谷区は法的な手続きをまったく踏むことなく、小屋を使用していた本人に対しても、何の予告も通告もしませんでした。

渋谷区は9月15日に宮下公園を全面的にフェンス封鎖し、そこに住む野宿生活者たちの強制排除を行ないました。さらに、私たちの反対にも関わらず、9月24日の行政代執行によって公園内の物件を撤去したことは報道等により多くの人に知られることとなりました。しかし、長年宮下公園に住んでいた特定の野宿生活者の小屋に関してはこの行政代執行の対象外であり、公園の封鎖後も出入りや公園内での生活の継続を区が認めざるを得ない状況であった事実はほとんど知られていません。

今回撤去された小屋は、区が公園内での生活を認めていたはずの野宿生活者が使用していたものです。しかし、渋谷区は「部分閉鎖」と発表しながらも、公園のすべての入口を封鎖し、警備員を配置して監視させました。また区職員が「入ったら不法侵入だ。逮捕させるぞ」などと、特定の野宿生活者に対して脅迫してきました。そのために公園内に入ることができない状態が続いていました。そのような不安を強いられた上に、小屋が撤去されてしまい、本人は生きるための場所を突然奪われました。

このような事例は、全国においても極めて稀有であり、今回の渋谷区による野宿生活者の強制排除と小屋の撤去は到底許されるものではありません。私たちは以下の通り、この渋谷区の行為に強く抗議し、謝罪と補償を求めると共に、早急に小屋を復旧することを要求します。

1.渋谷区による野宿生活者の強制排除と小屋の撤去に強く抗議します。

2.小屋の撤去に関して、区としての指揮監督責任を明らかにし、小屋を撤去された本人に対し、謝罪と補償を求めます。

3.今回撤去した小屋を、早急に復旧することを求めます。

2010年10月10日

みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会 渋谷・野宿者の生存と生活をかちとる自由連合(のじれん)

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