水都大阪、実施計画案が判明 3橋ライトアップに1億3000万円

大阪府と大阪市、経済団体が来夏に開催するイベント「水都大阪2009」の実施計画案の概要が9日、分かった。「効果のないものに公金は出せない」として実行委の原案に反対した橋下徹知事の意向を受け、府庁サイドからの修正案の提出を受けて事務局がまとめた。内容は天神橋、難波橋、土佐堀川にかかる錦橋のライトアップを盛り込む一方、橋下知事が難色を示していたアートプロジェクトを残す折衷案。橋下知事や大阪市の平松邦夫市長が出席する10日の実行委員会で提出され、審議される。

 新たな実施計画案は府、市、経済界で9億円を出す予算規模に変更はないが、天神橋など3橋のライトアップ事業に約1億3000万円を見込んでいる。府の意向によっては恒久的なライトアップになる可能性もある。3橋のライトアップは市内各所をライトアップする「光のアート」事業で実施が検討されている。

 また、大阪・中之島周辺の土佐堀川左岸約1キロに川床を設けたり、大阪の特産品を八軒家浜などの水上マーケットで販売する構想も盛り込まれている。

 縮小されるのは国内外のアーティストと市民の交流を目指した「アーティスツ・ミート・大阪」事業で、同事業の交流拠点予定だった旧市立扇町高校校舎(同市北区)は警備費がかかるなどの理由で取りやめる方針だ。この事業は規模を縮小して、シンポジウムなどが行われる。

水都大阪をめぐっては、4月16日の前回実行委員会で、橋下知事は「イベントにかける金があるなら、橋や護岸壁のライトアップなど、人を引きつける景観作りが最優先」と原案に反対。これを受け、府は実行委に、先月26日に修正第1案、30日には第2案を提出していた。

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