警備員不足…伝統の花火大会休止 岡山、来夏の桃太郎まつり 商工会議所方針

 毎年8月に岡山市中心部で開かれる「おかやま桃太郎まつり」納涼花火大会の事務局を務める岡山商工会議所(同市北区厚生町)は7日、2019年度の開催を休止する方針を固めた。現在地で安全に運営するための警備体制構築が難しくなったため。今後、代替地の検討を進めるとともに、花火に代わる新たな集客イベント実施も視野に入れる。

 大会は県や市などで構成する実行委が開催。会議所は警備計画立案や企業からの協賛金受け付け窓口を担っている。

 会議所によると、人手不足などの影響で警備担当者(約550人)の確保が年々困難になり、民間業者の不足分はボランティアで補っていた。加えて近年はテロ対策など警備の高度化が求められ、体制の充実も必要になっている。打ち上げ場所が市中心部にあり、狭い空間に人が密集する危険性も長年指摘されていたことから、現在地での開催は困難と判断したという。

 同市内でこの日開かれた議員総会で報告。議員からは「岡山市にとって花火は夏の風物詩。場所は変えても開催する方向で考えてほしい」「将来的な撤退ありきでなく、時間をかけて議論しては」といった意見が出された。12日に行われる花火大会実行委員会で方針を説明する。

 高橋邦彰専務理事は「市民に長年親しまれている催しだけに苦渋の決断だった。適地の選定を進めるとともに、岡山のにぎわい創出に何が必要なのか考えていきたい」と話した。

 花火大会は1974年から毎年開催。2017年には約33万人が観覧した。今年は7月の西日本豪雨の影響で中止した。

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