宮崎・北朝鮮問題 拉致が疑われる特定失踪者の関連性について検証作業

今から約40年前、宮崎県内の海岸では、北朝鮮の工作員が密入国や密出国を繰り返していたことが分かっています。こうした工作員の活動と、拉致が疑われる特定失踪者の関連性についての検証作業が県北部の海岸で行われました。横山記者のリポートです。
 検証作業にあたったのは、特定失踪者問題調査会のメンバーや県内の特定失踪者の家族らあわせて7人です。県内での検証は、宮崎市青島などの県南部に次いで2回目で、30日は1981年に北朝鮮の工作員が日向市の海岸で警察に逮捕された日向事件の関連場所を中心に行われました。
(横山記者)「現在は国内有数のサーフスポットとして知られるここお倉ヶ浜ですが、かつては工作員がひそかに出入りする場所でした」
 日向事件の工作員は、お倉ヶ浜から密入国や密出国を繰り返していて、1981年6月、密出国に失敗し金ヶ浜にいるところを不審に思った住民に通報され、逮捕されました。30日の検証では、調査会のメンバーらが実際に工作員の足取りをたどり、ドローンや地図を使って、海岸や河口の状況などを確認しました。
(特定失踪者問題調査会・荒木和博代表)「どこでも入ってくるのは簡単だろうなというのが一番。やっぱり来てみてなぜここを選んだのかというのはまだ疑問だが、それは全体の北朝鮮の工作活動を解く上で結構重要な鍵なのではないかと思っている」 
 北朝鮮工作員による密入国や密出国は、日本海側の警備が厳しくなった1970年代以降太平洋側のルートが使われるようになったと考えられていて、県内でも1980年代を中心に失踪事件や拉致事件が発生しています。調査会では、全国で今回のような検証活動を続けていて、検証の結果を北朝鮮による工作活動の実態解明に生かしていくことにしています。

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