<福岡地裁>商社社員の自殺「過重業務原因」遺族が賠償提訴

鋼材商社「小野建」(本社・北九州市小倉北区)に勤務していた男性社員(当時47歳)が自殺したのは過重な業務が原因だったとして、遺族が29日、同社に約1億円の損害賠償を求める訴訟を福岡地裁に起こした。

 男性は福岡支店(福岡市)に勤務していた園田耕治さん。訴状によると、2011年3月に営業部から管理部に異動したが、欠員の補充がなく、慣れない経理などの業務負担が増えた。14年4月にうつ病になり、休職後の15年6月に自殺した。労働基準監督署は17年8月、「恒常的長時間労働が認められ、強い心理的負荷で精神障害を発病した」と労災認定。警備記録などから14年3~4月の時間外労働を133時間と算出した。

 遺族側は「必要な人員配置や業務分担で労働環境を整備する義務があったのに怠った」と主張している。同社は業務と自殺の因果関係を否定しており、提訴後に記者会見した園田さんの妻真弓さん(47)は「会社にとっては歯車の一部かもしれないが、私にとっては大切な夫。会社に尽くした夫の無念を晴らしたい」と訴えた。

 小野建は「担当者が不在でコメントできない」としている。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック