リベルタ杯決勝を前にボカのチームバスが敵サポに襲撃され選手が負傷…現地メディアは「恥ずべき事態」と嘆

ボカはテベスら主力の数人が嘔吐や目眩を起こす
南米王者を決めるコパ・リベルタドーレスの決勝を前に、衝撃の“事件”が発生した。

 今年の決勝は、例年以上に注目度が増していた。というのも、同大会の決勝では初めてとなるボカ・ジュニオルスとリーベル・プレートによる「スーペルクラシコ」となったからだ。

 アルゼンチンの名門同士がぶつかる世界屈指のダービーであり、その危険性から「戦争」とも形容される両者の対決は、開催前から治安の面で大きな不安を抱えていたが、現地時間11月11日に行なわれたボカの本拠地ボンボネーラでの第1レグは、サポーター同士の衝突などはなく無事に開催され、2-2の好ゲームが繰り広げられた。

 だが24日、舞台をリーベルの本拠地エヌ・モヌメンタルに移した第2レグのキックオフ1時間前に事件は起きた……。ボカの面々が乗ったバスがスタジアムへ入ろうとした際、リーベルのサポーターたちが一斉にモノを投げつけ、窓ガラスが割られたのだ。

 この緊急事態を速報したアルゼンチンの全国紙『Ole』によれば、この時、バスの中にも石が投げ込まれ、さらに唐辛子スプレーが巻かれた。

 そのため、元アルゼンチン代表FWのカルロス・テベスをはじめとする複数のボカの主力選手が、裂傷や嘔吐、さらに目眩を訴えてプレーできる状態ではなくなり、そのうちの3選手は病院に直行しなければならないほどだったという。

 さらにアルゼンチン・メディア『TNT Sports』は、ボカのバスを護送する際の警備に明らかな問題があったと指摘し、「この襲撃は計画的に行なわれたのではないか?」と報道。そして、「最悪の場合、今回の決勝は史上最低の結末となるかもしれない。いずれにしても恥ずべき事態が起きている」と記した

 事態の収拾後、両チームの会長と大会を主催する南米サッカー連盟、さらには国際サッカー連盟のジャンニ・インファンティーノ会長を交えた話し合いが行なわれた。

『Tyc Sports』などによれば、ボカのダニエル・アンジェリッシ会長が猛反発するなか、インファンティーノ会長が「プレーできないようであれば失格処分とする」と告げたという。ちなみに試合は2時間以上の中断経て最終的に明日に延期することが伝えられている。

 現地メディアで「歴史的決勝」と伝えられるなど、勝負の行方に大きな注目が集まっていた今回の一戦。だが、多くの期待を裏切ることになったこの騒動は、両者の対戦の歴史に汚点を残してしまったと言えるだろう。

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