OKI、マルチキャリア対応の「音声IoTゲートウェイ」を販売

 沖電気工業(OKI)は11月14日、「マルチキャリア対応音声IoTゲートウェイ(音声IoT-GW)」の販売を開始した。今後5年間で25億円の販売を目指す。販売価格はオープン価格で、提供開始は2018年12月20日から。

 同製品は、アナログ回線インターフェースと電話機能を搭載しているため、既存設備に変更を加えることなく、LTE回線を用いたIPネットワークへのマイグレーションを実現できる。主要な通信事業者に対応したLTEモジュールを内蔵しており、LANやUSBなどのインターフェースも備えているため、新たなIoTサービスへも柔軟に対応できる。

 テレメタリングプランを除くPHSのサービスや、固定電話網のIP網移行によるISDN回線デジタル通信モードなどの終了が2020年代前半に予定されおり、IPネットワークへの移行に伴い、機器やセンターの構成を大きく変更することなく、LTE回線へ更改することが強く求められいる。また、回線費用の削減や回線工事期間の短縮のために、光回線やメタル回線から用途に応じてモバイル回線へ乗り換えるニーズも高まっている。

 こうしたことを背景に、音声IoT-GWでは、アナログ回線I/Fを2ポート備えることにより、固定網やPHSのアナログ回線I/Fを搭載した既存の機器に変更を加えることなく、LTE回線を用いたIPネットワークへのマイグレーションを実現できるようにした。

 活用分野としては、ATMおよび周辺機器(警備装置、カメラ、問い合わせ用オートホンなど)の接続回線のマイグレーションが主な用途だが、工事現場の監視カメラや警報器など幅広いIoT機器の収容と現場音声サポートなどへの活用も想定されている。

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