<台風24号>観光タワーで窓や壁が吹き飛ぶ 和歌山

非常に強い勢力のまま30日夜に日本列島に上陸した台風24号は、1日未明から早朝にかけて列島を縦断し、各地に被害をもたらした。和歌山県串本町など県南部の沿岸では、暴風や高潮被害が相次いだ。同町の潮岬観光タワーは2階渡り廊下の窓や壁が吹き飛び、窓ガラスも割れて散乱した。大橋究未(きわみ)店長は「ここまでの被害は初めて。早めに閉め、お客様にけががなかったのは幸いだった」と話した。

 町内は9月30日夜から大規模停電が発生。一夜明けた1日午前も停電が続いた。関西電力によると、ピーク時点で町内の7割近い約8650戸が停電、1日午前10時現在でも約2400戸が復旧していない。スーパー「Aコープ紀南VASEO店」は1日朝から従業員が傷んだり溶けたりした冷蔵・冷凍食品の撤去作業に追われた。金田憲和店長は「台風に備えた買いだめもあると思ってそれなりの品ぞろえはしていた。天災なので仕方ないが……」と肩を落とした。

 同県田辺市沿岸の障害者就労支援施設「あゆみ福祉食堂」は台風21号に続き高潮に遭った。30日午後8時ごろから波が流入し、流木が壁や窓ガラスを突き破って1メートル以上浸水。21号の浸水で故障して入れ替えた冷蔵庫がまた壊れたという。

 被害は中国地方にも及んだ。30日夜、鳥取県琴浦町倉坂で同県倉吉市の会社員、野田清孝さん(50)ら2人を乗せた軽トラックが土砂崩れで崩落した農道から転落した。野田さんは全身を強く打って死亡、同乗の同僚男性(63)も肩などを強打して負傷した。県警によると、農道は長さ約10.7メートル、幅約1.7メートルにわたって崩れた。

 岡山県総社市では、高梁川の堤防から水があふれて川沿いの国道180号が冠水、通行止めになった。市内の高梁川は7月の西日本豪雨でも氾濫、180号で交通規制の警備員が濁流にのまれて死亡し、下流の同県倉敷市真備町地区で支流の堤防が決壊した。

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