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zoom RSS <安全か景観か>金沢・兼六園近くの橋、転落事故相次ぐ

<<   作成日時 : 2018/10/03 22:24   >>

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国指定重要文化財の金沢城石川門と兼六園を結ぶ石川橋(金沢市兼六町)で先月から今月にかけて、飛び降り自殺を図ったとみられる死亡事故が2件相次いだ。国内有数の観光地ということもあり、景観保持と安全確保の兼ね合いは大きな課題。金沢市の街づくりに取り組む金沢大名誉教授の川上光彦さん(71)=都市計画=と現場を歩き、対策を考えた。

 2件目の事故から一夜明けた2日。平日にも関わらず、金沢城公園や兼六園を訪れる観光客は引きも切らない。「県にとっても歴史的に重要な場所。緊急的な措置でネットを張ることも考えられるけど、景観的にはない方がいいですね」。兼六園方向から石川門へと足を向けながら、川上さんはつぶやいた。

 風景になじむ事故防止策としては、橋の内側に植木鉢を並べて欄干と「距離」を取ることも考えられるという。人的対応では、観光案内役を兼ねた警備員を配置する案も。ただ、「予算の問題もあるし、時間帯によっては難しいのではないか」と川上さん。

 即時的な対策について、行政は否定的だ。県教委文化財課によると、石川橋自体は国の文化財ではないものの「石川門と一体になった国の財産」という扱いで文化庁が所有し、県が管理を委託されている。事故防止の対応も県が判断することになるが、文化財課は「現状として石川橋の安全性に問題はない」とし、現段階で注意を呼びかける看板などを設置するといった予定もない。

 清掃など日常的な維持・管理を担う県金沢城・兼六園管理事務所は職員に、橋周辺の人の流れを注視するよう呼びかけたという。ただ、関係者は「大勢の観光客がいる前で『飛び降りないで』とも言えないし……」と対応の難しさを明かす。地元の金沢城兼六園商店会も静観の構えだ。土産物屋を営む50代男性は「橋の上は、城周辺の建物や桜の撮影スポット。欄干に柵などを新たに作れば、撮りにくくなる」と話す。

 橋を下る道すがら、川上さんは「怖いのは、心理的な連鎖で同じような事故が起こることだ」と強調した。「安全上の問題がないのは分かるが、2カ月続いて飛び降り事故が起きた以上は『何も対策を取らない』という訳にいかないのでは」。まずは何ができるかを考えることが、歴史的な街並みを守ることにつながるのではと感じた。

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