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zoom RSS 樋田容疑者の逃走計画がズバリ 大型台風で踊る大阪府警の「大捜査線」

<<   作成日時 : 2018/09/10 20:43   >>

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 大阪の富田林警察署から樋田淳也容疑者(30)が8月12日夜、逃走してからまもなく1カ月となる。大阪府警が3千人態勢で行方を追うさなか、大型の台風21号が関西地方を直撃。大停電を起こすなど甚大な被害が出て府警は右往左往。こんな調子で大捕物は果たしてできるのか?

「自転車で警ら中、マスクしていたり、帽子を深くかぶっているとみな樋田に見えてしまう。台風の日にも、自転車で回っていて、樋田かと思って追いかけてよく見るとまったくの別人。そのうち、台風がますますひどくなり、緊急連絡がきて、強風で車が横転、その対応にあたれと今度は台風でてんやわんや。豪雨でずぶ濡れになるし、お盆休みもなしにやっているのに、樋田は今も捕まらずで……」

 こう肩を落としたのは、大阪府警の制服警官。

 8月12日夜、大阪府警富田林署から、樋田淳也容疑者が逃走して、間もなく1カ月。9月4日には台風21号が関西地方を直撃、関西空港をはじめ、甚大な被害を及ぼし、大阪府警はその対応にも追われて右往左往。

「樋田で大変なのに、そこへ台風が追い打ちのダブルパンチ。とんでもない状況です」(大阪府警幹部)

 大阪府内は台風の被害で、のべ102万軒以上が停電。また、木が折れたり、看板が吹き飛ばされ道路に散乱。その影響で、信号機があちこちで点灯しなくなり、出動に追われた。

「樋田を追いかけ、ちょっと署に戻って一息と思ったら午後から台風で、信号機が止まった、木が倒れて道をふさいでいるなど110番通報が殺到。交通整理していると、『おいこら、はよ樋田見つけやんかい』『樋田はどないなってん』とか市民からおしかりを受けますよ。一方、上司は『台風で混乱しているときに乗じて、樋田のような逃走犯は動くかもしれないから注意しろ』という。台風と樋田、二つとも追いかけろなんて……」

 台風で交通整理に駆り出された別の制服警官はため息をつく。

 大阪府警の幹部は苦渋の表情でこう言う。

「警察署というのは、外からの攻撃をしのげる壁があちこちにある小さな“要塞”です。おまけに面会室の衝立のアクリル板を打ち破って逃げている。二重三重の警備体制をすり抜けた脱獄だった。おまけに8月30日には、樋田と間違えて追いかけた高校生が事故で亡くなった」

 8月12日夜、弁護士との面会を終えた樋田容疑者は、天井をたたいたりして逃げ場所を探し、アクリル板をこじ開けて逃走した。

 それに富田林署が気が付いたのは午後9時半過ぎ。当直責任者の課長が、署内を捜させたが見つからず、府警本部に連絡したのは、午後9時43分だ。

「樋田容疑者はおそらく過去にも一人で面会室にいたことがあるのだろう。アクリル板を破るというのは、簡単に思いつく手口じゃない。アクリル板は頑丈に設置しているので、どこか隙間を予め作っておいて、そこから破って逃げた計画的な逃走の可能性もある」(前出の府警幹部)

 樋田容疑者が逃走した日も富田林署の正面玄関が見える1階には当直責任者の課長はじめ、10人近くがいたとみられる。弁護士が面会を終えて帰ったのが、夜8時過ぎだとみられる。

 そこから1時間半も樋田容疑者の逃走に気が付かなかった。

「留置管理の担当が一番悪いが、弁護士が正面玄関から帰っているので、他の当直者も面会終了に気づいていたはずです。甘いと言われると返す言葉がありません」(前出・府警幹部)

 容疑者の留置場は「検室」といって毎日チェックされる。なにか隠し持っていないかなどを検査されるのだ。留置管理の経験がある、捜査関係者はこう話す。

「検室はだいたい、夜7時とか夕食後に実施します。樋田容疑者は、弁護士との面会後に検室があったはず。弁護士面会は原則30分が目安だし、なぜこんな長く放置されたのか、信じられませんよ。かわいそうなのは樋田容疑者を調べていた担当刑事。はじめて大きな事件を手掛け、樋田容疑者を追い詰めていた。それが逃走されガックリしていた」

樋田容疑者の使用していた留置室から、小さな紙にカレンダー形式で留置管理の担当者名が記載され、逃走した8月12日に印が打たれていた紙が発見された。

 樋田容疑者が、留置管理の担当者から監視が緩む日を予測し、逃走Xデーを記した可能性が高い。

 富田林署の「検室」に問題があったのは明らかだ。

「当初は10日もあれば捕まるだろうと正直、思っていた」(前出・府警幹部)

 樋田容疑者は公園などで野宿できるタイプではなく、実家や知人宅などに助けを求めるだろうとみられていた。大阪市内などで樋田容疑者とされる人物が2件のひったくり事件を起こしたのは、8月13日夜。

 その日から大阪府警の捜査員は兵庫県尼崎市のあるマンションをマークしていた。樋田容疑者の知人の住まいで立ち寄るのではないかとみられていた。

「ある意味、マスコミは大阪市内のひったくりを追いかけている。こちらは注目されないし、樋田容疑者が現れればチャンスだと思っていた」(捜査関係者)

 だが、樋田容疑者が現れたのは知人が自転車を駐輪しているJR立花駅付近。自転車に<携帯電話の番号を書いて、置いてほしい>などと記されていた。

 そして、メモは読んだ後捨てるようにと書かれ、<敵には知らせないで>と警察に通報しないように求めていたのだ。

 知人はメモは捨てたが、その後に警察に通報したことでメモの存在が明らかになった。それでも、樋田容疑者の行方は今もわからず。ひったくりで得たカネを逃走資金にして遠方に逃げたことも考えられる。また樋田容疑者が「女装」しているという情報があり、さらに混迷を深めている。

「バスなら数千円で目立たず、かなり遠くまで行ける。樋田容疑者が逮捕前に関東に知人がいて、運転手のような仕事をしていたとの情報もあり、捜査網を拡大している。女装の報道後は繁華街で女装をしている変な人物がいるという通報もあります」(同)

 大阪の女装が趣味という人が集まる飲食店でも府警が聞き込みに来たという。

「樋田容疑者が女装してないかと聞いてました。こういう場所ではみんな本名なんて名乗らないし、わからんわ」(店員)

 府警が樋田容疑者の立ち寄り先としてマークするマンションが大阪府内にある。近所の商店主は言う。

「警察の人が樋田と似た男知らんか、マスクや帽子をかぶって怪しいヤツ見てないかと聞いてまわっている。このへんマスクした人なんてたくさんいてはるし、警察がわからんもん、ワシがわかるわけない」

 樋田容疑者は、強盗致傷、強制性交、窃盗など凶悪犯罪で4度も逮捕されている。さらに余罪があると富田林署に留置されていた。樋田容疑者が服役したときに一緒だったという知人はこう証言する。

「樋田は刑務所で一緒だったときに『刑事ドラマみたいにカーチェイスで逃げ切ったら格好いいだろうな』『職務質問ってこうすれば逃げ切れる』とか嬉しそうに話してた。今は息をひそめ常に逃げることばかり考え、シミュレーションしているんじゃないのか。用心深いし、簡単には捕まらないだろう」

 府警の汚名返上なるか。

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