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zoom RSS 小競り合い、喧噪、落書き…ヘイトの“主戦場化”に困惑する川崎市民

<<   作成日時 : 2018/08/23 18:21   >>

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川崎市でヘイトスピーチ(憎悪表現)をめぐる対立が激化している。市はヘイトスピーチに反対する勢力と、「表現の自由」を訴える団体の主張がぶつかる“主戦場”となっており、街宣活動やデモでののしり合ったり、動員された大勢の警察官がバリケードを張ったりするなど、たびたび喧噪(けんそう)に包まれる。市内では一時、差別的な内容の落書きも相次ぐなど、市民はヘイトスピーチが招く混乱に不快感を募らせている。

 JR川崎駅前で14日午後、「反日勢力を許さない」などのスローガンを掲げる団体が街宣活動を行い、「ヘイトスピーチを許さない」などと訴える集団と対立。大勢の警察官が警備に当たり、現場には2時間以上にわたって数百人規模の人だかりができた。

 街宣活動を行った団体は「都合の悪いことは何でも差別」などと書かれたプラカードやのぼりを掲げ、活動家らが仮設の舞台から演説。反ヘイト側はサイレンのような音を鳴らしたり、スピーカーで舞台に向かって「レイシスト(差別主義者)帰れ」などと叫んだりして、演説をかき消した。

 ■ガイドライン起因?

 駅前は双方の大音量に包まれ、互いに口汚くののしり合い、中指を突き立てて小競り合いをする様子も見られ、何も知らずに訪れた駅利用者らは一様に驚きの表情を浮かべた。買い物のため子連れで駅ビルを訪れたという同市川崎区在住の主婦(35)は「何事かと思った。川崎の印象が悪くなり、恥ずかしい」と話した。

 福田紀彦市長はこの日の定例記者会見で「通行人や夏休みで川崎を訪れた人などは驚いただろうし、不快に思った人もいるだろう。市のイメージが悪くなり、とても残念だ」と述べた。

 6月3日には市教育文化会館(同区)で小競り合いが起きている。反ヘイト側が「ヘイトスピーチ団体」と指摘する団体が「講演会」を企画し、反ヘイト側が、入り口をふさいで関係者の入館を阻むなどした。「講演会」は中止となり、反ヘイト側からは逮捕者も出るなど、周辺は異様な雰囲気に包まれた。

 対立激化の背景について、市が昨年11月に設けたヘイトスピーチを事前規制するガイドラインに起因するという声がある。市職員の一人は「全国に先駆けて策定したことでヘイトの中心地としての認識が強まったようだ」と推察する。

 ■相次いだ差別落書き

 反ヘイト側の関係者の一人は「川崎での対立が勢力の優劣を決める。負けるわけにはいかない」と話すなど、同市が“主戦場”という「迷惑な認識」(市関係者)が広がっている。

 ヘイトスピーチに関係するとみられる落書きが市内で相次ぎ、市民が困惑した事例もある。6月から7月にかけて、中原、高津、川崎、多摩の計4区の市内計30カ所(51件)で、公園のベンチなどの公共物に在日コリアンに対する差別的な内容の落書きが相次いだ。

 市によると、落書きの内容は、主に「在日コリアンこそレイシスト」とののしる内容▽神奈川県警と在日コリアンの結託を示唆する内容▽マスコミ・野党は在日コリアンだとする内容−の3パターンに絞られたという。

 差別落書きについて、ヘイトスピーチをめぐる対立との因果関係を指摘する声がある。一連の落書きが発見される直前に起きた市教育文化会館での小競り合いでは、反ヘイト側の「レイシスト帰れ」というシュプレヒコールに対し、落書きに「朝鮮人こそレイシスト」といった内容が多く見られたことなど、関連性を疑わせる点が見られたためだ。

 福田市長は別の日の定例記者会見で、因果関係についての明言は避けたうえで、「(市内での)ヘイトスピーチが全国的に注目されているなか、(差別落書きが)起こりうる背景はあると感じている」と話している。

 差別的な行為に対する禁止条例の制定も検討している同市。ヘイトスピーチに端を発する対立やトラブルへの対処で、他都市に範を示せるのか。動向が注目されている。

 【ヘイトスピーチ】

 特定の国籍や民族、人種に対して、差別や暴力、排斥をあおる憎悪表現。多くの在日韓国人が暮らす東京・新大久保や大阪・鶴橋で一部の団体が「朝鮮人を殺せ」などと叫ぶデモを繰り返し、社会問題となった。同様にコリアンタウンがある川崎市では平成29年11月、市立公園や公民館など、公的施設でのヘイトスピーチを事前規制するガイドラインを策定。30年3月末から施行している。

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