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zoom RSS 指紋と虹彩で本人確認 大リーグから「入場券」が消える日

<<   作成日時 : 2018/07/31 20:21   >>

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 7月12日、大リーグ機構は生体認証技術を提供するクリアと提携し、紙の代わりに生体認証を用いて入場券を発行する取り組みを試験的に実施すると発表した。

 クリアは、米国内の空港に生体認証によって乗客の身元を確認する技術を提供している企業だ。クリアの技術では指紋と虹彩(目の角膜と水晶体の間にある薄い膜)が本人を確認するために用いられており、クリアに会員登録をした米国市民や永住権保持者であれば、空港内に設置された専用端末に指を滑らせるか、まばたきをすることで米国運輸保安局の係員による身分証や搭乗券の確認を受けることなく、身元検査を終えることができる。

 これまで、クリアは生体認証技術を中心に事業を展開しており、登録会員の本人確認は可能なものの、実際に入場券を発券するという技術は持っていなかった。一方、大リーグは、傘下に大リーグ23球団の発券事業を請け負っている入場券発行会社チケッツ・ドットコムを抱えている。

 今回の大リーグとクリアの提携の勘所は、クリアの生体認証技術とチケッツ・ドットコムの発券技術を融合させ、クリアの登録者が大リーグの公式サイトMLB.comのアカウントを連携させれば、指紋認証のみで球場に入れるという点にある。

 すでにワシントンのナショナルズパークで行われたオールスター戦の関連行事で生体認証による入場券の発行が試行されている。さらに2018年のシーズン中にはヤンキース、ジャイアンツ、マリナーズ、メッツなどクリアの生体認証技術を導入している9つの球団の一部で生体認証による入場が試験的に行われ、19年にはより多くの球場で生体認証システムの導入が計画されている。

 それでは、なぜ大リーグは生体認証の導入を推進するのか。

 大リーグ機構の上級副社長であるノア・ガーデンが「安全で簡潔、そして円滑に入場券を手にできる環境を提供することが目的だ」と強調するように、1・5秒で本人確認が可能とされる生体認証が本格的に導入されれば、スマートフォンによる「モバイルチケット」や紙の入場券を利用している現在に比べて、より迅速に球場内に入ることが可能になり、観客の利便性が向上することは間違いない。

 それとともに、生体認証による発券を導入することは、転売を目的として入場券を購入し、高値で売りさばく事例が後を絶たないことへの対策、さらには監視や警備が比較的手薄になりがちな球場がテロリストの標的になることを防ぐという側面も持つ。

 もちろん、生体認証による入場が導入されても紙の入場券がただちに廃止されることはないし、紙の入場券に価値を見いだす観客も少なくない。それでも、大リーグ機構は目に見える課題を解決するために新技術の導入に取り組むのである。

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