カブールで救急車装ったテロ、死者95人 タリバーンが声明

カブール(CNN) アフガニスタン当局者らによると、首都カブールで27日、救急車に見せかけた車に爆弾を仕掛けた自爆テロがあり、95人が死亡、158人が負傷した。

反政府勢力タリバーンが犯行声明を出した。タリバーンは先週、カブール市内のホテル襲撃事件でも犯行声明を出していた。

内務省の報道官がCNNに語ったところによると、爆発は午後0時45分ごろ、車が2カ所の検問所を通過した後で起きた。

現場は旧内務省ビルや病院、複数の外交施設などが集まる市中心部で、厳重に警備されているはずの区域。警察は第2の検問所で実行犯に気付いたものの、爆発を阻止することはできなかったという。

公共保健省の報道官によれば、負傷者は市内の病院へ運ばれた。死者は今後、さらに増える恐れがある。

専門家によれば、このような事件は当局が治安上最も重要な区域さえ掌握できていないとの印象を与える。

カブールで昨年3月、軍病院が襲われて少なくとも30人が死亡したテロでは、タリバーンが関与を否定し、最終的に過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」が犯行を認めた。

当時は医療機関への攻撃をタブー視する立場だったタリバーンが今回、救急車を使ったテロを認めた裏には、ISISへの競争心があるとの可能性も指摘されている。

アブドラ行政長官(首相に相当)はツイッターを通し、「常軌を逸した、非人間的で凶悪な戦争犯罪」だと非難した。

国連アフガン支援ミッション(UNAMA)の山本忠通代表も、救急車に仕立てた車を使った犯行は明らかに国際人道法違反だと述べた。

アフガンの治安悪化を受けて、米軍からは同国に数百人の訓練要員が増派されることになっている。

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