たばこ密輸に新たな手口、川の氷塊にGPS付け装着 リトアニア

リトアニアへのたばこ密輸に、川を流れる氷塊と全地球測位システム(GPS)技術を利用した新たな手口が横行していることが分かった。会計事務所KPMGの昨年報告によると、2016年には、リトアニアで使用されたたばこの6本に1本が密輸品だったという。

リトアニアの国境警備当局は19日、ベラルーシからリトアニアに流れ込むネリス川に氷塊が出現した2週間前から、氷塊の下にたばこ数千箱が装着されているのを発見したと明らかにした。

先週は1000箱発見され、19日時点でさらに1500箱が見つかった。GPSによる追跡用の発信機が取り付けられていた。

警備当局の広報担当者は「氷塊の下からたばこが見つかったのは初めてだが、この川は絶えず密輸に利用されている」と述べた。

密輸たばこが6本に1本という割合は、欧州連合(EU)域内ではラトビア、ギリシャ、アイルランドに次ぐ高い水準。大半は、税金がはるかに安いベラルーシから入り、英国やアイルランドなどに転売されてさらに大きな利益源となっている。

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