仮眠時間の残業代未払い賃金裁判 千葉地裁は一部請求棄却

イオン系列の警備会社に勤める男性警備員が仮眠時間の残業代の支払いなどを求めた裁判で、千葉地裁は男性の請求を一部棄却しました。

 この裁判はおととし7月、千葉市美浜区に住む警備員の中村孝さんが、深夜の仮眠時間の残業代の支給がないまま事務業務への異動を命じられたとして、イオンディライトセキュリティに対し、未払い賃金や慰謝料など計約700万円の支払いを求めて提訴していたものです。17日の判決公判で千葉地裁は、警備から事務への異動により時間外労働や深夜労働が減少するという利益があったとしたうえで、未払い賃金とその付加金計177万円余りの支払いを認めました。ただ、慰謝料500万円の請求は棄却しました。

中村さん「公正な判断をいただいたということで非常にありがたい。(慰謝料が認められなかった点については)非常に不満を感じている。労働組合とか経営者の皆さんにはこの判決に真摯に向き合ってほしい」

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