がれき処理が進み再就職が課題に、復興への日々

 東日本大震災の発生から11日で2年半が過ぎました。宮城県では震災で発生したがれきの処理が進み、作業を終えた処理場は順次撤去されています。こうした中、がれき処理場で臨時に働いていた被災者の再就職が課題となっています。

 宮城県気仙沼市のがれき処理場では、これまでに29万トンの震災がれきを処理してきました。

 「この焼却炉の火も間もなく消されます。処理業務が完了するのは、県の処理場ではここが初めてとなります」(記者)

 宮城県によりますと、県内の震災がれき1734万トンのうち6月末までに73%が処理を終えていて、来年3月には完了する見通しです。このため、県の処理場でがれきの選別などの業務に携わっているおよそ2000人の被災者らの大半は、処理が終われば職を失うことになります。

 「家も津波で流されて無いので、再建しないといけないので、これ(がれき処理)が終わったら再就職しなければならない」(被災者)

 こうした被災者のためにハローワークでは再就職の支援に力を入れたいとしています。

 「この地域としては、再就職が可能な地域だと思う。震災関係、例えば建設業、建設業に関する警備、いろんなことがある」(ハローワーク気仙沼・菅野利孝所長)

 しかし、地元の人が求めるのは期限付きの仕事ではなく安定した仕事で、希望と現実には隔たりがあります。

 「やっぱり気仙沼は水産都市ですから、そういうところで働きたい」(被災者)

 職を離れなければならない人の受け皿となるべきしっかりとした仕事をいかに生みだすか、復興需要に頼らない雇用の拡大が求められます。

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