<福知山屋台爆発>惨状目撃、検証誓う 現場で救護した市危機管理室次長が証言

 京都府福知山市の花火大会会場の屋台で起きた爆発事故で、発生時現場に居合わせた市危機管理室次長の竹下孝志さん(58)が、惨状を語った。その記憶は今も鮮明に脳裏に焼き付いている。 腕時計の針は午後7時29分を指していた。間もなく打ち上げられる花火を期待し、時刻を確認した矢先に事故は起きた。直前に現場近くを通り抜け、200メートルほど離れた橋の上にいたという。

 眼下から突然、ボンという音と共に火柱が上がった。雑踏をかき分け、警備本部にたどり着くと、やけどをした2人が既に運び込まれていた。

 竹下さんは市消防本部で31年間勤務した後、危機管理室次長に就任した。救急救命士の資格を持つ。叫び声に向かって駆け付けると、男性が倒れていた。両足にやけど。近くにいた人が差し出したペットボトルの水を掛け、過呼吸状態で手が硬直していた男性を「大丈夫だ」と励ました。

 消防勤務を外れ、20数年ぶりに妻(56)と見物に訪れ、遭遇した爆発事故。「現場付近は、経験したことのないパニック状態だった」と振り返る。

 幼い子どもが「熱い熱い」と泣きじゃくり、顔が真っ黒になった人、髪の毛がちりちりになった女性もいた。「傷病者は落ち着かせるのが第一の救護。周りの人はまず大丈夫だよ、救急車が来たよと、励ましてほしい」という。

 悲惨な現場を多くの人が目の当たりにした。PTSD(心的外傷後ストレス障害)も心配する。事故を二度と起こさないために、「冷静に、しっかりと検証したい」とも話した。

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