11月に不発弾処理、また海岸で爆破 浜松市

今年6月、浜松市中区南伊場町のJR東海浜松工場で発見された不発弾について、市は11月に爆破処理を実施すると29日発表した。今年2月に陸上自衛隊が同様の不発弾を遠州灘海岸(南区)に移送して爆破した「処理作戦」とほぼ同じ対応をとる方針。市は不発弾処理経費1500万円を9月補正予算案に盛り込み、市議会9月定例会に提出する。
 市などによると、不発弾は工場の建て替え工事中に1発見つかった。第2次世界大戦中に米軍が使用した16インチ艦砲弾(長さ153センチ、直径約41センチ、重さ約860キロ)とみられる。信管はあったが、既に陸上自衛隊が防護措置を施し、爆発の危険はないという。
 2月に実施した爆破処理では、周辺住民約3800世帯、約1万人に避難指示が出され、周辺道路は一時通行止めになった。JR東海道線は一部区間で運休したり、新幹線も一時運転を見合わせたりするなど、約1万4千人に影響が出た。
 補正予算案には海岸に設ける処理壕(ごう)の築造や撤去工事費や、避難区域に配置する警備員などの安全管理費を計上した。定例会見で、鈴木康友市長は「経緯を考えれば国が責任を持ってやってほしいが、(市民の安全安心のためには)緊急にやらなければならない」と述べた。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック