サッカー日本代表がテロのターゲットに!?

日本代表にテロの脅威が忍び寄る。ザックジャパンは、勝てば2014年ブラジルW杯出場が決まるアジア最終予選ヨルダン戦(26日、アンマン)に臨む。ただ中東情勢の悪化により、日本がテロのターゲットになりかねないと不安視する声が出てきた。

 外務省の海外安全ホームページによると、ヨルダン全土に対する渡航情報は「十分注意してください」で比較的安定している。とはいえ、過去10年に数多くのテロ事件が発生。米紙「ワシントン・ポスト」によると、昨年10月にも首都アンマンの政府関連施設を標的にした同時多発テロ計画があったという。

 警察当局が情報を察知し未然に防いだが、この件で国際テロ組織「アルカイダ」と関連のある11人を逮捕したという。またヨルダン国内では昨年から反政府を掲げたデモが頻発。当局と衝突するなど、現在でも予断を許さない状況が続いている。

 ヨルダンは激しい内戦が続くシリアをはじめ、イスラエル、イラクと国境を接する。エジプトにも近く、常にテロの危機はあるという。特に同じアラブ圏で1月に起きたアルジェリア人質拘束事件では、日本人が標的とされた。今回の試合は、日本がブラジルW杯出場を世界最速で決める可能性があり、世界の注目を集めることでテロリストに狙われかねない。

 日本サッカー協会の幹部は、中東での試合でテロの危険がつきまとうことに「まあ、大丈夫でしょう。これまでも(中東で試合をして)大きな問題はないし、国際試合だからこそ(開催国が)しっかりと警備してくれる」と繰り返し話しているが…。

 昨年2月にはロンドン五輪アジア最終予選シリア戦がヨルダンで開催され、U―23日本代表が同国に乗り込んだ。その際は多くの警官がスタジアム周辺を万全の態勢で警護。今回もヨルダン当局は鉄壁の警備態勢を敷くことで対応する予定だが、不安は尽きない。

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