高木竜“挑発弾”DeNA・ブラ「最高の気分」

(オープン戦、DeNA9-4中日、13日、横浜)古巣の高木竜にあいさつ代わりの場外弾だ。DeNA・ブランコが2打席目、三回一死一塁から中田賢の変化球を完璧に捉えた。鋭い打球は左翼席を越えて今季から本拠地となった横浜スタジアムの場外へと消えた。

 「同じチームで4年間やってきて、(中田賢は)どういう投手か分かっていた。最高の気分!」

 ブランコは推定140メートル弾の2号2ランに白い歯を見せた。4年間在籍した中日との対戦を控え、前日12日は自然と気持ちが高ぶった。全体練習終了後も居残って約2時間、一心不乱にバットを振った。「結果が出てうれしい」。ブランコにとっては単なるオープン戦ではなかったのだ。

 ベンチで見ていた中畑監督は「(チームを)移ったことで、中途半端な姿を見せたくないという意地があったのではないか」と解説した。

 中日在籍時からブランコが、横浜スタジアムで打撃練習を始めると、打球が場外に飛び出してくるのを想定して警備を手厚くしていたという。

 今後は試合中も警備員を配置する可能性があり、そのことを伝え聞いたブランコは「ごめんなさい。子どもにだけは当てないように気をつける」としてやったりの表情だ。

 兄貴分のラミレスも負けてはいられない。三回、ブランコに続いて、左翼へオープン戦1号ソロだ。中畑監督も「体験してみたかった勝ちっぷり。ウチのスタイルが変わったことをアピールできた」と、2人の助っ人のアーチ競演に目尻は下がりっぱなし。

 2人の初のアベック弾で3月29日の開幕戦の相手を圧倒した。まずはバットで古巣に先制パンチ。今季はブランコvs高木竜のガチンコ勝負に注目だ。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック