最新Lumiaや“15ユーロケータイ”を展示した広大なNokiaブース

Mobile World Congress 2012:
 Nokiaは、バルセロナで2月25日にプレスカンファレンスを開催し、「Lumia 720」や「Lumia 520」といったWindows Phone 8端末や、「Nokia 105」「Nokia 301」などのフィーチャーフォンを発表した。Mobile World Congress 2013(MWC2013)のNokiaブースの展示もこれら新製品が中心となったほか、Nokia Musicなど関連サービスとの連携も多数展示された。

【画像:15ユーロの「Nokia 105」、ほか】

 発表された2機種のWindows Phone 8端末のうち、上位に位置するのが「Lumia 720」だ。ディスプレイは800番台のLumia 820と同じ4.3インチ・WVGA(800×480ピクセル)を採用。端末サイズはLumiaシリーズとしては中型からやや大型の位置付けとなる。

 Lumia 720のボディはポリカーボネートの一体成形で、丸みを帯びたデザイン。ディスプレイ表面にも曲面ガラスを採用しており、カラフルかつ滑らかというLumiaらしい端末に仕上がっている。専用のワイヤレス充電カバーを装着することで、「Qi」によるワイヤレス充電が可能。本体のカラーバリエーションはレッド・ホワイト・シアン・ブラック・イエローの5色がある。価格も249ユーロと、Lumiaシリーズの中ではミドルレンジに設定されている。

 一方、ローエンドのWindows Phone 8端末として発表されたのが「Lumia 520」で、価格はわずか139ユーロという。

 ディスプレイは4インチと、Lumia 720より一回り小さい。画面解像度は同じくWVGA(800×480ピクセル)。NokiaのWindows Phone 8として最も低価格な端末とはいえ、個々の性能には光るところもあり、上位機種に匹敵する部品を採用する。例えばカメラにはLumia 920と同じレンズを採用。ストレージも8Gバイト用意しており、microSDなしでも対応できるため運用の幅は広い。こちらもカラーバリエーションとしてイエロー・レッド・シアン・ホワイト・ブラックの5色を用意する。さらにカバーは取り替え可能となっており、別の色にしたくなった場合も交換により対応できる。

 Lumia関連のアクセサリも数多く展示された。Lumia 720・520用のカバーは各色をラインナップ。Lumia 720は本体にかぶせるタイプのカバーだが、520では交換型のカバーとなる点が異なっている。今回発表された車載用のワイヤレス充電アダプターや、NFC対応のスピーカーなども披露した。

 MWC2013では、フィーチャーフォンも注目を集めた。Nokia 105は、なんと15ユーロ(約1800円強)という低価格が特徴。シアンとブラックの2色をラインアップする。上位のNokia 301も65ユーロ(約7900円強)と安い。Nokia 301はXpress Browserに対応し、Nokiaが運営するコンテンツ圧縮サーバを介して、効率的にWebサイトを閲覧できる。同じ仕組みで、YouTube動画のストリーミング再生も可能。これによりデータ量・通信料金を抑えながら、より多くのコンテンツを楽しめるという。

●来場者が自由にくつろげる、独特な雰囲気のNokiaブース

 MWC2013には大小さまざまなブースが立ち並んでいるが、その雰囲気は出展者ごとに多種多様である。個室のミーティングエリアを中心とした秘密主義の企業もあれば、最新製品を広く来場者向けに並べるブースもある。MWC2013は入場パスが高額なことから、大半の来場者が業界関係者となるはずだが、それでもアプローチの仕方は千差万別といえる。

 ではNokiaはどうだったのかというと、一言でいえば「自由にくつろげる」ブースだった。Nokiaブースに向かって歩いていくと、まず目に入るのは巨大なクッションに寝転がる人々だ。このクッションは「まくら型」のQi対応ワイヤレス充電パッドをモチーフとしたもの。スマートフォンを充電するためにまくらに寝かせるという発想もユニークだが、それを巨大化することで、人間にも「充電」してもらおうというアイデアだ。

 各社のブースでは、集客のためコーヒーやジュースといったドリンクを配布するのは珍しくない。Nokiaはその中でもかなりの大盤振る舞いで、大量のコーラやカクテル風のジュース、クッキー、ポップコーンマシンなどを配置。さらに広大なブースの大部分にソファやテーブルを配置し、来場者が自由にくつろげるように開放されていた。こういった展示会場では「座るところ」が少なく、歩き疲れることが多いだけに、なかなか気の利いたコンセプトといえる。

 例えばSamsungやSONYのブースでは、念入りにデザインされたゴミひとつない空間に、整然と製品が並んでいる。スマートフォンやタブレットを引き立てる非常にスタイリッシュな雰囲気とはいえ、まじめすぎる嫌いはある。また、Samsungの場合はあまりにもブースが広いためか、ブース内に配置された多数の警備員が来場者を監視するという、ものものしい雰囲気も感じた。もちろんNokiaでもセキュリティは配置されているが、制服ではなくスーツ姿。こういった細かな違いもまた、くつろげる感じを演出していた一部だったのかもしれない。

 MWC2013終了間際には、Nokiaスタッフが集合して“We Are Family”を熱唱。これも建前はNokia Musicのプロモーションだが、もはや会場の誰もがそんなことは気にしていない。Nokiaが好きだから歌って踊る、そんな雰囲気だ。他のブースでもスタッフが記念撮影する姿はあちこちでみられたが、たくさんの来場者からこれほど大きな拍手に包まれて終わったブースは、他になかったのではないだろうか。

肝心のWindows Phoneについて、今回のMWC2013ではFirefox OSやTizenといった新OSに注目が集まり、いまひとつ盛り上がりに欠けた印象はある。しかし少なくともNokiaブースには、Nokiaが大好きなスタッフが端末の数よりたくさんいたことは確かだ。

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