<東京五輪招致>宿泊施設などプレゼン

国際オリンピック委員会(IOC)評価委員会による東京の現地調査は第3日の6日も会場視察などが行われ、夜には東京・元赤坂の迎賓館で公式夕食会も開かれた。

 大会開催計画のプレゼンテーションでは、宿泊施設▽輸送▽メディア対応--について東京招致委員会や各分野の業界団体関係者、専門家らが説明した。輸送について説明した岸井隆幸・日大理工学部教授は、東京の道路や公共交通機関には世界に類を見ない高い輸送能力があることを強調。さらに「東京は長期的な計画に基づいて新しい道路などの整備が進んでおり、五輪のために何かを造らなくても(五輪関係者や観客の輸送は)カバーできる」との見方を示した。

 競技会場などの予定地の視察は、この日で終了。最後にレスリングとフェンシングの会場や、報道陣の取材拠点となるメーンプレスセンター、国際放送センターに予定されている東京ビッグサイト(江東区)を訪れた。吉田沙保里(ALSOK)、米満達弘(自衛隊)らレスリングのロンドン五輪金メダリスト4人が委員を出迎え、フェンシングの太田雄貴(森永製菓)が英語で「日本のアスリート全員が結束して20年五輪を東京に招きたい。これは若い世代を鼓舞する夢です」とあいさつした。

 最終日の7日は、セキュリティー(警備)▽医療▽環境--についてのプレゼンテーションと、IOC評価委、東京招致委それぞれの総括記者会見が行われる。【石井朗生】

◇6日のプレゼンテーション項目と概要◇

【宿泊施設】

・選手村から半径10キロ圏内に約8万7000室、半径50キロ圏内は14万室以上

・IOC関係者が滞在するホテルは赤坂・六本木地区の最高級レベル

【輸送】

・首都圏を結ぶ首都高速、外環道、圏央道の「3環状道路」を整備

・コンパクトな会場配置と五輪専用道路を活用した円滑な輸送

【メディア】

・メーンプレスセンターを国内最大規模の会議・展示施設の東京ビッグサイトに設置

・最先端の技術を活用した通信環境

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