「津波注意を」戸別訪問 震災教訓に県警

津波が大きな被害をもたらした東日本大震災を教訓に、県警は12日、沿岸部の住民を戸別訪問し、津波への注意を呼びかける取り組みを始めた。初日はさぬき市で行われ、委託を受けた警備会社の社員が日中、家にいることの多いお年寄りらに迅速な避難の大切さを伝えた。(萩原大輔)

 地域の防災力強化の一環に、県の緊急雇用創出事業臨時特例基金を使って実施する。

 対象は沿岸の12市町のうち、県や各市町の津波ハザードマップで東南海・南海地震発生時に浸水が予想される地域の約1万8000戸と、福祉施設。警備会社が雇用した訪問員10人が2人1組で来年3月末まで巡回訪問する。事業費は約2300万円。

 さぬき市小田ではこの日、訪問員の漆原康二さん(53)と石井邦和さん(62)が各戸を回った。応対した住民に「地震発生から1~2時間で津波が来る。揺れたらすぐに高台へ避難を」「第1波が引いても第2波、3波が来るので、家にはすぐに戻らないで」と説明し、「遠くへ避難できない時は、高いビルや建物に避難を」などと記されたチラシを手渡した。家具の固定など一般的な防災対策のポイントも伝えた。

 海岸から約50メートルの自宅で訪問を受けた漁業津田義雄さん(75)は「面と向かって注意を呼びかけてもらうことで、住民の意識も高まると思う」。漆原さんは「まずは自分の身を確実に守ることを心掛けてほしい」と話していた。

 県によると、東南海、南海地震が連動して起きた場合、県の沿岸部では1・7メートル(土庄町)~3・1メートル(さぬき市、三豊市)の津波が想定されている。
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