ァンの殺気感じた!?虎将にガードマン

 (セ・リーグ、ヤクルト8-5阪神、18回戦、阪神10勝8敗、28日、神宮)ついに警備員密着-。阪神は首位・ヤクルトに逆転負けを喫して3連敗。今季最大の10ゲーム差に開いた。連日のふがいない戦いに神宮には虎党の殺気が充満。危険防止のため試合後は、真弓明信監督(58)にガードマンが密着する一大事となった。

見飽きた敗戦と共に、忌まわしき過去がよみがえった。暗黒時代、虎にとって“超危険地帯”だった神宮が、殺気立っていた。左翼、三塁側スタンドから沸き上がる「真弓、やめろ!」の合唱。そして聞き取れないほどの怒号が飛び交う中、ベンチから真弓監督が姿を見せた瞬間だった。
 カメラマン席を通過したところから1人のガードマンが出てきて、指揮官の後ろへスッとついた。永吉監督付広報が前を、峯本管理部長が左を歩いてガードする一方、警備員はスタンド方向の左側をじっと見つめたまま、一時は真後ろまで最接近。密着マークで、ファンの殺気を一身に浴び続ける将を、左翼ポール下の防護ネットで覆われた“セーフティーゾーン”まで見届けた。
 「球団からの要請? そういうわけではないです。警備体制自体は変っていないですが、きのうきょうと負けていましたから。万が一、何かあってもよくないんで、様子を見てという形で(監督の後ろを)ついていったようです」。神宮球場関係者が説明した。本来なら球団広報が行わなければならない取材時の監督の安全確保ではあるが、その前に球場側による配慮があった。それは暗黒時代の経験があるこそだ。
 2001年には、当時の野村監督が左翼ポール下で生ビールを浴びせられ、以降、防護ネットがつけられたほどだ。フラストレーションが爆発したファンの暴走を未然に防ぐため-。それほど球場の雰囲気は臨界点に達していた。
 勝負の9月に入り、神宮でヤクルト戦5連敗。ゲーム差は今季最大10に広がった。3位・巨人とも4差と、クライマックスシリーズも黄信号。何より2カ月ぶりの借金4を抱えているようでは、ゲーム差も何もない。
 「とにかく目の前の試合を勝つしかない。星勘定しても一緒ですから」
 一戦必勝を改めて誓った真弓監督だが、お粗末な敗戦だった。二回二死満塁で藤井彰が捕飛を落球。神宮で7戦連続失策となるミスで2点を失うと、4番・新井の3ランが出ながら、追加点が奪えない。すると六回に中継ぎ(藤原)がつまって大暗転…。指揮官が言葉を続けた。
 「やらなくていい点をやるとどうしても苦しくなる。藤原は8連投? 他の投手も疲れている。そりゃ、そういうこともある」。試合後のバス出口。一部のファンが残り、さらに怒号。標識にしがみついて叫ぶファンもいた。29日も敗れて3タテを食らうようでは…。それこそ、さらなる厳重警備が必要になる可能性もある。

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