周辺商店街、渋滞を懸念 新静岡セノバ、10月開店

商業施設「新静岡セノバ」(静岡市葵区鷹匠、旧新静岡センター)の10月5日のオープンを前に、周辺商店街関係者の間で経済的な波及効果への期待が高まる一方、交通渋滞を懸念する声が上がっている。
 新静岡セノバは560台収容可能な駐車場を備える。運営する静岡鉄道は施設内に延長300メートルの誘導路を設置するなどの渋滞対策を講じて、地元の理解を求めている。
 新静岡セノバ南側の伝馬町通りで酒類販売店を営む塚本雅英伝馬町発展会長(54)は「駐車場出入り口と施設内のバスターミナルが伝馬町通りにつながる。近隣には他の大型店や駐車場も多く、交通渋滞がきっと発生する」と不安げな表情を見せる。
 同じ伝馬町通りで駐車場を経営する関川清明伝馬町街づくり協議会長(56)は「周辺で駐車場を経営するわれわれも協力し、地域全体で渋滞対策に取り組みたい」と話す。塚本会長や関川会長らは、近隣の大型店や市の担当者らと「府中宿まちづくり委員会」を4月に設立した。月1回会議を開き、渋滞の解決策を練っている。
 新静岡セノバ北側の県道静岡清水線(北街道)沿いで茶の小売店を経営する杉山暁雄鷹匠1丁目商業発展会長(63)は「(新静岡セノバが)オープンすれば、JR静岡駅から鷹匠地区に足を延ばす人も増える。ただ、新静岡セノバの駐車場に利用者が一極集中すれば、北街道にも駐車待ちの車列ができるはず」と予測する。
 静岡鉄道は延長300メートルの誘導路以外にも、「迂回(うかい)路の設定と案内」「誘導警備員40人(最大)の配置」「満車時の他の提携駐車場への迅速な誘導」―などの渋滞対策を打ち出した。
 同社の担当者は「渋滞が発生すれば来店客にも不便をかける。市や静岡中央署、周辺商店街などと協力しながら、渋滞対策に取り組み、地域の発展に寄与したい」と説明した。

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