7割が声掛けられやめた経験…万引き検挙者

万引きを減らす対策に役立てようと、愛知県警は万引きで検挙した1000人と、被害に遭った522店を対象にしたアンケートの結果をまとめた。


 検挙された人の約7割が「店員から声を掛けられたため、万引きを断念したことがある」と回答。一方、店側では、「犯人を捕まえた時は全件とも警察に届け出る」との回答が全体の約半数にとどまった。

 アンケートは、昨年6~12月に実施。逮捕、書類送検されたり補導されたりした14歳以上の男女1000人から、取り調べの際に対面で聞き取ったほか、スーパーやコンビニ、薬局、書店に書面を郵送するなどして回答を得た。

 万引きを断念した際の理由を尋ねた質問では、「こんにちは」「何かお探しでしょうか」など、「店員から声を掛けられた」との回答が68・2%を占めた。次いで「警備員の巡回」が19・9%で、「防犯カメラ」は1・8%だった。犯行場所は「スーパー」が46・7%と最多で、ホームセンターなどの「量販店」が17・0%、「コンビニ」が13・6%となった。狙われた商品は「食料品」が53・5%でトップだった。

 また、店側に、万引き犯人を捕まえた際に警察へ届けるかを尋ねた質問では、「全件」と答えた割合が48・1%と最多だったが、「1~2割」が16・3%で続くなど、一部しか届け出ない店も少なからずある実態が浮き彫りになった。理由としては、警察の事件処理を念頭に、「時間がかかる」「対応店員の代替がいない」などを挙げる店が多かった。

 アンケートに回答したドラッグストアチェーンのスギ薬局(安城市)の担当者は、「事件処理で2、3時間も従業員が職場を離れるのは痛手だ」と明かす。こうした声は以前から上がっていて、全国の警察では昨年10月から、被害届や調書をチェックシート式にして時間短縮を図っているという。県警地域安全対策課の磯輪克己次長は「アンケートの分析を店側に提供し、被害に遭いにくい店作りに役立てたい」と話している。

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