多摩地域でも…行事の自粛相次ぐ

ゴールデンウイークや夏休み時期の行事の中止・縮小の決定が、多摩地域でも相次いでいる。東日本大震災に伴う停電への不安や警備体制面などが主な理由だが、行事によっては後援企業などから「協賛金を義援金に充てたい」との申し出もあるという。

 千九百年以上前から行われていたとされ、例年四月三十日から五月六日までの期間中に三十万人以上が訪れる大国魂神社(府中市)の例大祭「くらやみ祭」は、規模と期間を縮小する。神事は例年通りだが、けやき並木を六騎の馬が駆け抜ける競馬(こまくらべ)式や山車・大太鼓・神輿(みこし)の巡行などは中止される。

 同神社は「電力事情を一番に考えたことと、それに伴う警備上の問題もあり、一部行事の中止を決めた。人出にどんな影響があるかは把握できない」と話している。

 五月七、八日に予定されていた第十四回ひの新選組まつりは中止に。ただ、市民団体の日野新選組同好会は七日、高幡不動尊の五重塔ホールでチャリティーイベントを開く。土方歳三が新政府軍と戦った宮古湾海戦ゆかりの地で、今年の全国新選組サミット開催を予定していた岩手県宮古市を支援しようと、講演会やオークションなどを行う。

 八月五~七日に予定の八王子まつりは、一九六一年の開始以来、初めて中止される。警備体制の確保が難しく、例年のように国道20号甲州街道を通行止めにできないと判断した。停電の心配に対し「照明のいらない昼間は開ける」との意見もあったが、他地域の祭りの中止も踏まえて決めた。ただ、参加町会の中には「祭りがなくても山車を出したい」との声があり、町内を回る山車は出る可能性があるという。

 夏のイベントでは八王子、調布、国営昭和記念公園(立川市)、せいせき多摩川(多摩市)の各花火大会も中止に。電力需要が増える夏場で、停電の可能性や節電への協力を考慮した。立川の場合、打ち上げ場所が陸上自衛隊立川駐屯地のため、陸自による被災地の復旧・復興活動の妨げにならないようにとの配慮も働いた。

 二十日に中止を発表した調布の場合、他の花火大会が先に中止決定したため、例年以上の来場者が見込まれ、安全確保がより難しいことも理由に挙げている。

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