赤プリ、9日から被災者受け入れ 廉価で食事、ランドリー利用も

 先月末に閉館した「グランドプリンスホテル赤坂」(東京都千代田区)が東京都の避難施設として、9日から福島第1原発の事故で避難した被災者を受け入れる。“赤プリ”の愛称で、バブル期に若者の人気を集めた高級ホテルはどんな避難施設になるのか。

 東京都の説明によると、受け入れに使われるのはホテル新館5―39階にある客室715室で、最大約1600人を収容できる。プリンスホテルによると、新館にはシングルからスイートまで6タイプの部屋があり、営業時の宿泊料はシングルで約3万円、スイートで約15万円だったが、被災者は当然無料。

 今回、ホテルを避難施設に転用するにあたり防犯対策も実施。入居する被災者に利用者証を発行するほか、警備員も配置するなどして部外者の立ち入りをチェック。食堂も新設し、朝食は300円程度、昼夕食は500円程度で提供する。

 部屋では歯ブラシやせっけんなどの生活用品の提供や清掃などホテルとしてのサービスはないが、各フロアに1台設置した掃除機や、館内のコインランドリーなどの設備は利用できる。

 東京都民間住宅課は「部屋割りは世帯の家族構成で決まるが、スイートは大家族用になるのではないか。避難生活のストレスが少しでも軽減されれば」と話す。

 ただ、新館は近く解体を予定しており、6月30日までしか入れないのが難点。都内3カ所の一時避難所などに身を寄せる約450世帯の受け入れを想定しているが、「子どもをすぐに転校させないといけない」と難色を示す人も多いという。

 福島県いわき市から避難した会社員有賀徳人さん(46)はいったん申し込んだが、その後辞退。「部屋に愛犬を連れて行けないから」と話していた。

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