福島第2原発に街宣車が侵入

福島第1原発の事故で避難指示や屋内退避の対象となっている原発30キロ圏内で、盗難や不法侵入など“愚行”が相次いだ。冷温停止状態の第2原発で31日、構内に街宣車が侵入し、約10分間走り回った。

 福島県警双葉署が1日、建造物侵入などの疑いで逮捕したのが、東京都新宿区の渡辺光容疑者。東京電力によると、渡辺容疑者は車で31日午後12時20分頃、第1原発(大熊町、双葉町)の正門に到着。構内に入ることを要求したが拒否されたため、南に約12キロ離れた第2原発に移動した。

 現場では正門を閉鎖して対応したが、西門に回ってゲートに体当たりして突破。警備区域内に侵入した。物揚場など約10分間にわたって走りまわり、同1時21分に構外に出たという。

 通報を受けた福島県警は同3時24分、渡辺容疑者に任意同行を求め、身柄を確保。逮捕した。けが人はなかったが、車両と同容疑者は、任意同行する前に、第1原発から約20キロ離れた「Jヴィレッジ」(楢葉町)で除染処理を受けたという。

 経産省原子力安全・保安院の西山英彦審議官は同日の会見で、侵入について「核物質防護の観点から、あってはならないことだ」。東京電力に対しては「核物質防護室長から、発電所の警備に万全を期するよう口頭で指示した」と述べた。

 第2原発の1~4号機は既に冷温停止状態。30日に1号機のタービン建屋1階から一時煙が出たが、地元消防は電源盤の異常とみている。

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