開港150年の街満喫を APEC実務者会合

アジア太平洋経済協力会議(APEC)が開幕した7日、横浜市の国際会議場「パシフィコ横浜」では、各国・地域の実務者による「最終高級実務者会合」がなごやかな雰囲気の中で行われた。その一方で、会議場に入るには厳重な保安検査があり、周辺の警備態勢も強化され、街には緊張感が漂った。

 実務者会合は、将来の地域経済の統合や成長戦略など、13、14日の首脳会議で行われる議論に向けて、意見調整を進めるのが役割。今年2月から広島、札幌、仙台などで相次いで開かれ、議論を重ねてきた。各国・地域からの出席者はすでに顔見知りで、会合が始まる前には、にこやかに握手したり、再会のあいさつを交わしたりする姿が見られた。

 会合の冒頭、議長を務める外務省の中村滋大使は、「横浜は、開港前は小さな漁村だったが、開港から150年たち、日本有数の大都市に成長した。ぜひ、横浜を満喫してほしい」と横浜を紹介した。

 会場周辺のレストランでは、休憩時間などに食事をとる海外からのAPEC関係者の姿があった。ランドマークプラザのトンカツ屋では、あげたてのカツをおいしそうにほおばり、リラックスした表情を見せていた。

 一方、会場に入るには、ICチップを内蔵する通行証を示したうえで、厳重な保安検査を受けなければならない。かばんなどの所持品はすべてX線検査装置を通すなど、空港さながらの厳戒態勢がとられている。

 アジア太平洋経済協力会議(APEC)が開幕した7日、横浜市の国際会議場「パシフィコ横浜」では、各国・地域の実務者による「最終高級実務者会合」がなごやかな雰囲気の中で行われた。その一方で、会議場に入るには厳重な保安検査があり、周辺の警備態勢も強化され、街には緊張感が漂った。


会場周辺のマンホールを開け、不審物がないかチェックする県警の機動隊員
 ◇不審物チェック

 パシフィコ横浜前の路上では、爆発物を探す特別訓練を受けてきた県警の警備犬4頭が電話ボックスや植え込みなどをかいでまわった。

 県警機動隊員ら約300人も、みなとみらい(MM)地区にある約2000個のマンホールを開いて不審物がないかチェック。確認後、マンホールのふたにシールを張って封印した。

 海上では、第3管区海上保安本部が小型船を走らせ、県警航空隊のヘリコプターもMM地区上空を旋回し、空からにらみを利かせた。

 旅行で横浜を訪れたという北九州市小倉北区の不動産業隈上龍男さん(46)は「コインロッカーがすべて封鎖されていて、荷物を預けられない。全部持ったままの移動でへとへと」と、疲れ切った表情だった。
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