APEC開幕、警備も最高レベル 中華街に歓声なく

アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議が横浜市で開幕した13日、神奈川県警は会場のある「みなとみらい(MM)21地区」で最高レベルの警戒網を敷いた。同日は市内でAPEC反対や反中国などを掲げるデモが9つ予定され、機動隊の車両が行き交うなど、周辺は早朝から緊張感に包まれた。

 街には警察官や警察車両があふれ、あちこちの交差点に開閉式の柵が張られた。首脳らの移動に合わせて道路を封鎖。歩行者も通行を制止された。MM21地区に住む娘に夫婦で会いに来た横浜市泉区の女性(70)は「週に2、3回来るが、警察官は今日が一番多い。警察官が慌ただしく動き始めたので見ていたら『立ち止まらないで』と言われた」と苦笑いした。

 日常のにぎやかな様子は影を潜めている。警察車両やヘリコプターの音が響く一方で、遊園地は休業して観覧車やジェットコースターが止まり、いつもの歓声はない。

 会場のすぐ近くの商業施設「クイーンズスクエア横浜」も客は少ない。インテリア店の女性従業員(25)は「検問が始まってから車で来る人が敬遠してお客は半減。早く終わってほしい」と嘆く。シャツ販売店の女性従業員(35)は「人通りは減ったが、ネクタイを忘れたなどと会議関係者が来てくれる」と笑う。

 横浜中華街も人出は普段よりやや少なめ。ビールを配送にやってきた業者が「何度も検問に引っかかった」と愚痴る。中華料理店の女性店員(55)は「中華街全体でAPECを応援しているけれど、少なくともお客は増えていない」。土産店の男性店員(61)は「県外の警察官と『終わったら来てね』と話をする。中華街を知ってもらうという面ではいいかな」と話していた。


アジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会議開幕を13日に控え、会場のパシフィコ横浜のあるみなとみらい21(MM21)地区では警察による警備が強化、厳戒態勢が敷かれている。

 遊園地「よこはま コスモワールド」(横浜市中区)などの周辺施設は臨時休業している。横浜のシンボルの一つ、大観覧車「コスモクロック21」も、会議閉幕の14日まで営業休止中。観光客でにぎわう同地区が、物々しい警備と静けさに包まれている。

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