銚子市野球場、パンクの危機 千葉国体の高校野球会場

 26日~30日に銚子市野球場(銚子市前宿町)で開かれる千葉国体の高校野球競技(硬式)には、第92回全国高校野球選手権大会で優勝し、春夏連覇を果たした興南(沖縄)、4強入りした地元・成田、準優勝の東海大相模(神奈川)など人気・有力校が出場する。一方、会場は収容人数約5500人。多くの観客が押し寄せることも予想されるだけに、運営側は、早めの入場制限などで混乱を避ける計画だ。

 同競技には同選手権大会の8強進出校と、それ以外のブロックの代表4校を加えた計12校が出場、トーナメント方式で戦う。

 銚子市国体・スポーツ振興課によると、銚子市野球場が会場に決まったのは9年前。他の市町村の施設使用状況や受け入れ態勢などを踏まえて決まった。同市は2007年度から3年間かけて、球場の砂を入れ替え、芝を張り替えるなど、競技を安全に行えるよう、球場内12カ所を改修した。

 一方、昨年の新潟国体では、地元代表の日本文理の初戦に、約2万4千人の観客が訪れた。期間中、早朝からチケットを求める人が球場に来る光景もみられたという。

 銚子市野球場は改修の際、観客席の増設はできなかった。このため市はホームページで、「球場が手狭のため、対戦カードや曜日によって入場制限がある」ことや、特設駐車場の設置などについて案内をしている。

 期間中の入場券は、第1試合の開始1時間前から球場での販売を予定しており、前売り券の発売はない。入場券は一般500円、高校生100円、中学生以下は無料。試合ごとに観客を入れ替えることはしないという。

 入場制限をかけることになった場合は、球場の混雑の様子を見ながら、満員になる前に最寄りのJR銚子駅や、特設駐車場となる銚子マリーナ(千台収容、同市潮見町)などで市の職員が直接呼びかけ、看板も設置するという。銚子マリーナから球場まではシャトルバスが運行される。

 同市国体・スポーツ振興課の担当者は「多くの人が訪れるということで正直不安はあるが、警備員や市の職員が的確に誘導し、観客の安全を確保したい」と話している。

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