不審な動き、見破ります 防犯カメラに新システム

 防犯カメラの映像を自動で分析し、けんかや不審な行動、長時間放置された不審物などを見分けて異常を知らせるシステムの開発を、大阪市立大の鳥生隆教授(画像処理)らの研究チームが進めている。成功すれば警備会社の監視員の負担軽減や犯罪抑止につながると期待されている。

 鳥生教授によると、防犯カメラと同じ場所に、距離を測定するセンサーを設置。システム解析で、柱やベンチなど初めからある物は「背景」として除外し、人や物を「対象物」として位置関係や大きさを立体的に測定する。

 対象物の動きをグラフ化して分析することで「不審な動きをする人」「置かれたまま動かない不審物」などの異常を見つけ出す。監視員は複数の防犯カメラの映像を見るため、肉体的、精神的な負担が大きく、「いざという瞬間」を見逃すことも少なくないという。

 研究チームは今後、「1人が同じ場所をうろうろする」「殴り合い」「物が長時間放置されている」など現実に起こりやすい場面を実演して撮影。システムで解析してデータベースとして蓄積し、同様の動きがあった場合に「異常」と判断できるようにする。

 鳥生教授は「駅や空港での監視、登下校中の児童の見守りに活用すれば、安心して暮らせるようになる」と話している。

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