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zoom RSS トランプ氏、英のEU離脱計画は「貿易協定締結をだめにする可能性高い」

<<   作成日時 : 2018/07/13 16:02   >>

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訪英中のドナルド・トランプ米大統領は12日、テリーザ・メイ英首相がまとめた英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)計画について、進められれば英政府は米国との貿易協定を「おそらく結べない」と述べた。

トランプ氏は英紙サンに対し、メイ首相の計画は「おそらく米英の貿易協定をだめにする」とし、計画が進められれば、米国は英国でなく「EUと取引するだろう」と話した。

メイ首相はトランプ氏の米大統領として初となる訪英にあたり、米国との自由貿易協定(FTA)への同意を得ようとしている。

メイ氏はブレグジットが米英両国の成長を促進する「機会」だと述べた。

トランプ氏はインタビューで、最近辞任したボリス・ジョンソン元英外相について、「偉大な英首相になる」だろうと述べ、「ジョンソン氏は必要な資質を備えていると思う」と付け加えた。

一方で、昨年ロンドンで相次いだテロ攻撃をめぐってサディク・カーン市長を再び批判。「散々な対応」だったと語った。

トランプ大統領とメラニア・トランプ夫人は12日夜、オックスフォードシャー州のブレナム宮殿で歓迎式典に出席した。

サンが掲載したトランプ氏のインタビューが話題となるなか、大統領夫妻はメイ首相主催の正装での晩餐(ばんさん)会に出席した。

トランプ氏はサンに対し、英政府が計画しているブレグジット後の対EU関係は「英国民が投票したものとは大きく異なる合意だ」と述べた。

将来の貿易協定の問題については、1週間前に英首相別邸「チェッカーズ」で閣内合意された英政府のブレグジット計画が、「最も可能性が高いのは(中略)我々は英国でなくEUと取引することになる。つまり、米英の貿易協定がだめになる」内容だとした。

トランプ氏はメイ氏に、ブレグジットの取引についてやり方を指南したが、「メイ氏は同意しなかった。耳を貸さなかった」という。

「僕はメイ氏にどうすればいいか話した。決めるのは彼女だ。ただ、僕はやり方を教えたんだ。メイ氏は違う方向に行きたがった」とトランプ氏は述べた。

同氏はまた、EUに対しても「断固たる処置を取っている」と述べた。「EUは貿易において米国を公平に扱っていない」からだという。

トランプ氏の発言について、ローラ・クネスバーグBBC政治編集長は、英国はEUの規則を順守しつつ、より広い世界で適切な貿易協定を結べるとするメイ首相の主張を「ブルドーザーでひいた」ようなものだと述べた。

ブレグジットの最終合意について国民投票を要求する活動「ピープルズ・ボート」を支持する英労働党のフィル・ウィルソン下院議員は、メイ首相の「一時しのぎな」ブレグジットに関する提案が「刻々と弱体化している」ことをトランプ氏の発言が示したと述べた。

ウィルソン氏は、「メイ氏はトランプ氏と貿易協定に合意することに全ての望みを賭けているが、トランプ氏は合意の代わりに、壊滅的なブレグジット計画への不同意を主張する人を支持し、後押ししている」と述べた。

トランプ氏の発言があった12日は、英政府がEUとの長期的関係についての提案書を公開した日でもあった。

長く待ち望まれていた計画は、貿易における協力を保証し、北アイルランドとの間に強固な国境は作らず、英国の国際貿易協定にも障壁を設けないことを狙っている。

しかし、ブレグジットを推し進めてきたジョンソン元外相やデイビッド・デイビス元英ブレグジット担当相らは、チェッカーズで先週、ブレグジット計画が閣議で合意されると、数日後に辞任した。

ジョンソン氏はメイ首相の戦略を、「夢は死にかけている、無用な自己不信で窒息させられている」と厳しく批判した。

英国民の投票した内容と異なるブレグジットが進められているとのトランプ氏の指摘に対し、メイ氏は「我々が合意しEUに示している提案は、英国民が投票したブレグジットの内容を間違いなく実現するものだ」と述べた。

メイ氏は12日の夕食会で、100万人以上の米国民が英企業で働いているとし、トランプ氏に対し「我々はEUからの離脱を準備していると同時に、それ以上のことをするこれまでにない機会を得てもいる」と話した。

「それは、雇用と成長をここ英国ともちろん米国にも作り出すFTA締結という機会だ」

トランプ氏が英国に到着したのと同じ頃、ロンドンのリージェンツ・パークにある駐英米大使公邸の外にはトランプ氏への抗議者が集まっていた。また、第2次世界大戦当時の英首相だった故ウィンストン・チャーチルの生家でもあるブレナム宮殿の近くでも、推計1000人が抗議デモをした。

抗議団体「ストップ・ザ・ウォー」のジョン・リーズ氏は抗議活動に集まった人への演説で、トランプ氏について「彼は人種間の関係を解体する鉄球、繁栄を解体する鉄球、女性の権利を解体する鉄球だ。この世界の平和と正義全てを破壊する鉄球であり、我々はトランプ氏を止めなければならない」と述べた。

メイ氏とトランプ氏は13日、英軍基地で行われる米英特殊部隊の対テロ合同演習を見学する。

両氏はその後、バッキンガムシャー州にある英首相の別邸チェッカーズに向かい、英外相を交えて会談する予定。

抗議行動を取り締まるため、特別な警護が行われている。トランプ氏の訪英2日目となる13日には、さらなる警備強化が予定されている。

トランプ大統領とメラニア夫人は13日午後、ウィンザー城を訪れてエリザベス女王に面会する。夫妻はその後、トランプ氏自身がオーナーのターンベリー・ゴルフ・リゾートで週末を過ごすためスコットランドに空路で向かう。訪英日程のうちこの時間は私的なものと考えられている。

<解説>ローラ・クンスバーグBBC政治編集長

トランプ氏は、英国はEUの規則を遵守しつつ、より広い世界で適切な貿易協定を結べるとする、EUとの妥協に関する英政府の中心的な主張を、ブルドーザーでひいてしまった。

今回の訪英の多くは注意深く演出されている。メイ首相とトランプ大統領はお互いに、議論を避けている。

ただ、メイ氏が提案している議論の多い妥協案について、トランプ氏がメイ氏を支援しようと本当に思っているなら、このやり方は間違っている。

クンスバーグ政治編集長の解説ブログ全文はこちら(英語)

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