警備資料

アクセスカウンタ

zoom RSS 税理士、教員、美容師… 20年後に「なくなる仕事」と「残る仕事」

<<   作成日時 : 2018/06/26 20:32   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

 高視聴率で終わった連続ドラマ『ブラックペアン』(TBS系)。劇中では心臓の僧帽弁手術を従来の数倍簡素化する器具『スナイプ』や、手術支援ロボット『ダーウィン』など、人間の作業を機械に置き換えようとする勢力と、あくまで人間の技術で対抗しようとする勢力の対立が描かれた。翻って現実世界では、あらゆる業界で抗いようがないほど「機械化」の波が止まらないようだ。

 税理士を目指して猛勉強中のAくん(20才 私立大学経済学部3年生)が嘆息する。

「先日、キャンパス内で友人と昼飯を食べているとき、『税理士の仕事なんて、近い将来人工知能やロボットが代わりにやるから必要なくなるよ』と言われたんです。なんでもそういうシミュレーション結果があるみたいで…。ショックだったし、このまま勉強を続けてよいのだろうかと悩んでいます」

 両親に相談したところ、「それなら普通に就職活動した方がいいんじゃないか」と助言されたAくん。資格取得か就活か、その狭間で日々揺れているという。

 ある都心の大学職員によれば、最近、Aくんのような悩みを抱えた就職活動中の学生が増えているという。

「税理士に限らず、銀行や自動車、鉄道業界などを目指す学生が志望転換するべきか相談に来ます。理由は加速度的に進化する『AI(人工知能)』やロボットの存在です。オートメーション化が進み、すでに自動運転の車も登場している昨今、『自分の目指している業種は将来ロボットに取って代わられるんじゃないか…』と、就活学生たちが不安になっている」(大学職員)

 これは現役の会社員でさえ同じで、「正直な話、自分の仕事はロボットでもできると思うことが多い」(41才 塗装工)、「会社の上司からも、きみたちの仕事は10年後にはAIがやっている、と露骨に言われます」(スマホゲームのプログラマー)といった不安の声がそこかしこから聞こえてくる。

代替確率の高い仕事の基準は明確
 そこで本誌が「20年後になくなる仕事」を徹底調査したところ、のっぴきならない未来が見えてきた。現在、この「AIやロボットによる職業代替」問題について、最高の調査結果とされているのが、2015年に英オックスフォード大学と野村総研が共同研究した「人工知能による職業別代替可能確率」だ。

 601種類の職業について「10〜20年後、AIやロボットが代わりに業務を担っている確率」を試算。いわば、職業ごとに“仕事がなくなる可能性”を数字化したのだ。

 代替確率の高い職業を見ていくと、電車運転士(99.8%)、経理事務員(99.8%)、ビル清掃員(99.5%)、警備員(97.8%)、タクシー運転手(95.4%)、行政書士(93.1%)、税理士(92.5%)といった多種多様な職種が並ぶ。AIの職業代替に詳しい株式会社「働きごこち研究所」代表の藤野貴教さんが語る。

「代替確率の高い仕事の基準は明確です。『単純』で『繰り返し作業』、かつ『それを高速化すると効率がアップする』もの。経理や警備はその筆頭です。機械なら疲れることもなく24時間数字を打ち込むし、監視もできます。レジ打ちもそうです。すでにアメリカでは『Amazon Go』というレジや店員の存在しない店が登場しており、この流れは加速するでしょう」

 資格さえ持っていれば食いっぱぐれないといわれていた税理士、行政書士、公認会計士などのいわゆる「士業」が代替確率の高い職業リストに入っているのも、同じところに原因がある。

「決まったフォーマットに決まった文章や数字を書くというのは、近い将来、学習機能を持つAIでカバーできる可能性が高いのです。とくにお金の計算に関しては、すでに一部の企業で、いちいち人が数字を入力しなくても自動で財務管理ができるソフトを導入し始めています。単純作業しかやらないタイプの税理士は、生き残ることが難しい時代になってきている」(藤野さん)

重要なのは、「オペレーター」にならないこと
 逆に「20年後も残る仕事」を見ると、学校教員や経営コンサルタント、映画監督、カウンセラー、美容師など、単純作業ではない職種が並ぶ。いずれもAIによる代替確率は0.1〜2%と極めて低い。これらの職種の特徴は、「人間の感情」「創造性」「教育」に根ざしている点だ。

「AIやロボットがどんなに進化しようとも、0から1を生み出す仕事や、人の感情や趣味嗜好に寄り添い、なにかを“提案”する仕事は難しい。とりわけ『人を育てる』というのは人間にしかできません。教員の代替確率が低いのはこのためです」(藤野さん)

 とはいえ、すべての人がこうしたクリエーティビティー溢れる仕事に携われるわけではない。重要なのは、「オペレーター」にならないことだと藤野さんは言う。

「オペレーターとは、言われたことだけ忠実にこなす人のことです。このタイプは、間違いなくAI時代に取り残される。世の中に何が求められているか、何が必要とされているかを自問自答し、それに応えるために創意工夫をする。警備員や税理士など、代替確率が高いとされる職種も含めて、すべての仕事にこの要素はあるんです。

 代替確率が低い美容師やネイリストなどの職種だって、会話もなくただ言われた通りに髪を切り爪を塗る人は淘汰されるでしょう。機械にできない仕事は、実はどこにでもあるのです」

 AI時代の到来は、「人間らしい仕事とは何か」を私たちに問いかけている。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
税理士、教員、美容師… 20年後に「なくなる仕事」と「残る仕事」 警備資料/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる