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zoom RSS 『東京メトロ』安全で正確な運行の裏側に迫る

<<   作成日時 : 2018/06/25 21:45   >>

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世界一正確で安全と称される日本の地下鉄。東京には、東京メトロと都営地下鉄の2社があり、1日の運行本数は約7,500本。利用者は、およそ1,000万人に及ぶ。6月24日(日)に放送した「ゲンバビト」(CBCテレビ製作/TBS系列28局ネット)では、そんな『地下鉄』に注目し、秒単位の正確さの秘密に迫る。

秒単位の技術を持つ特急運転士
東京メトロ銀座線・浅草駅。その運転士待機室に出勤してきたのが、今回密着する1人目のゲンバビト。キャリア10年の運転士・木下祥一さん。木下さんは、東京メトロ全運転士1,592名のなかで、わずか5名しかいない『特急運転技師』の資格を持つ技術・知識ともに優れた運転士だ。

出勤したら、まず点呼。出勤時間はシフト制で、17パターンもある。その日運転する地下鉄の出発時刻によって、分単位で細かく決められているのだという。点呼を終えたら、時計を合わせる作業。各運転士には懐中時計が貸与されており、正確な時間で運行するために毎日出発前に時報ぴったりに合わせるのだ。そして、もう1つ正確に運行する上で欠かせないのが『行路表』。行路表には、運転士が乗る電車の駅に到着する時刻が書かれており、5秒単位で到着時間が決まっている。

出発のアラームが鳴った。木下さんが運転前の準備の取りかかる。まずは、トイレ。運転中は絶対に行けないので、必ず済ませる。そして、手荷物を持って出発。中に入っているのは、予備のメガネ。
「業務中かけていたメガネが破損してしまうと、運転できなくなってしまうので」
万が一の事態にも備え、万全の態勢で運転に向かう。
  
木下さんが乗る銀座線は、浅草から始まり、東京の中心である日本橋や銀座を通って渋谷駅までの路線。1日の平均乗車人数は、約27万人。多くの人々の命を預かって運転するため、乗車前の木下さんにも緊張感が漂う。運転室に入ったら、すぐさま機器のチェック。確認するスイッチは、何十か所にものぼる。それを、指差しながら1つずつ確認。そしていよいよ、出発の時。車掌からOKの合図を待って、出発進行。電車が動き出した。銀座線の場合、出発のアクセル操作は運転士の手動で行われる。
「タスク点灯」
タスク(TASC)とは、自動ブレーキシステムのこと。自動的にブレーキをかけることで、正確な時間で運行ができる。ただし、自動と言っても、安心はできない。
「タスクがもし点灯していなければ、自分でブレーキをかけないと止まらない」
さまざまな事態に備え、タスクに頼らず自分の腕で正確に運転できる技術が不可欠となる。実際に、人の手でどこまで正確な時間で運転できるのか、回送電車を使って検証を行った。木下さんに運転してもらったのは、上野広小路駅と末広町駅の区間。運行時間は1分5秒。時計は一切見ず、感覚だけで運転する木下さん。結果は、1分6秒。誤差は、わずか1秒。
「定時運行を守るためには、必要不可欠なことですので」
分刻みの運行の裏には、運転士の研ぎ澄まされた腕があった。

24時間働く駅員
午前7時30分。東京メトロ東西線・東陽町駅。駅事務所に現れたのは、駅員の市倉英さん。
「シフトは、朝8時から翌朝8時まで24時間」
午前8時。市倉さんの仕事は点呼から始まる。8時15分、最初の持ち場に移動。まずは、改札業務。東西線は、東京メトロで最も利用客が多い路線。東陽町駅の1日の平均利用客は12万人以上。スムーズな運行のため、改札業務は重要な仕事の1つ。8時52分、次の担当場所へ。ホームにやってきた市倉さんは、東陽町駅が終点の電車に乗り込んだ。車内を走り、忘れ物や終点に気づかない乗客がいないかチェックを行う。改札業務を終えて、わずか1分後の出来事。休む暇はない。続いて、ホーム中央へ移動した市倉さんは、列車監視業務に就いた。
「進路よし!」
ホームに立って、ドアを閉めたり出発の合図を車掌に送る。ホームの長さは、210mほど。その安全を1人で確認するため、何度も首をふる。駅のホームでよく見かけるこの光景。市倉さんがどれくらい首を振っているのか確認してみた。結果は、1分間で40回。
「右を1秒見ている間にも左の状況は変わっているので、常に見ていないとダメですね」
絶対に危険を見逃さないために、常に周囲に目を配る。

お昼12時。事務所内の休憩所で昼食をとる市倉さん。束の間の休憩を終えたら、午後は再び改札業務やホームでの安全確認。さらに、忘れ物処理などの事務作業まであらゆる仕事をこなしていく。そして、深夜0時を過ぎ、いよいよ最終電車。乗り遅れる客がいないかチェックし、最終電車を見送る。しかし、仕事はまだ終わりではない。最終電車が去った後も、改札に立ち続けて最後の乗客がホームから上がってくるのを待つ。警備員からも乗客がいないという知らせを受けたら、エレベーターの中からトイレまで、乗客が残っていないことを確認。終電を知らずに入ってくる人々にも対応する。完全に人がいなくなったのを確認したら、エスカレーターを停止。最後に駅入り口のシャッターを閉じる。これで駅の1日が終了。この後は仮眠をとってから、朝8時まで仕事。市倉さんの24時間に渡る業務が終了した。

市倉さんが駅員として目指すのは、
「お客様から信頼していただける係員になるのが一番の目標。終着点はない」
乗客の安全と、正確な運行のため、ゲンバビトたちの努力に終着駅はない。

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