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zoom RSS 金正恩はクーデターが怖い?

<<   作成日時 : 2018/05/11 08:31   >>

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「朝鮮半島周辺では”深刻な変化”が起きている」
金正恩北朝鮮労働党委員長は、なぜ1ヶ月余りで習近平中国国家主席と再び会談を行ったのだろうか。
大方は米中首脳会談を前に、改めて中国の「後ろ盾」としての影響力を期待してのことだったと分析するが、中朝両国の報道発表を見ると別の側面も見えてくる。

まず中国側だが、会談で金委員長は「朝鮮半島の非核化実現は朝鮮の一貫した明確な立場だ」とし、習主席もこれを支持したと中国中央テレビは伝えた。

これだけだと、何も大連で首脳会談を繰り返した意味が分からないが、北朝鮮の朝鮮中央通信はこう伝えている。

「金委員長は、深刻な変化が起こっている朝鮮半島周辺情勢の推移について分析・評価すると共に、戦略的機会を逃さず、朝中間の戦術的協力をより積極的かつ綿密に強化していくための方法的問題について述べた。(中略)朝鮮半島と北東アジアの平和と繁栄を成し遂げ、構成かつ正しい新しい世界を建設するための歴史的過程で、親密な中国同志たちと固く手を握って進んでいきたいと述べた」

朝中は「唇と歯の関係」
つまり、今朝鮮半島で起きている”深刻”な変化は中国の支援の下に行っていることを強調しているように読めるが、これに対して習主席はこう述べたと報じられた。
「朝中両国は運命共同体、変わらず唇と歯の関係だ。(中略)北朝鮮労働党全体会議の社会主義経済建設への総力集中路線の採択を支持する」

朝中が「唇と歯の関係」とはかつて毛沢東中国主席が北朝鮮の重要性について言及した表現と言われる。
習主席は改めて両国の緊密な関係を強調すると共に、北朝鮮労働党が先月20日、中央委員会総会を開き核開発と経済発展を共に進める「並進路線」を変更して、核やミサイル実験を中止し経済建設に集中すると決議したことを支持したわけだが、このメッセージは誰に向けられたものだったのだろう?

クーデターを誘引する心配がないとは言えない
北朝鮮国内では、10日になって米朝首脳会談を行うことが報道されたが、核兵器やミサイルの放棄などについてはまだ伝えられていない。しかし、公式報道の行間から真の情報を読みとることに慣れている北朝鮮の人々は何か劇的な動きが始まっていると感じているに違いない。朝鮮中央通信の「深刻な変化」という言葉はそれを示唆したものとも思えるが、人々の間に動揺はないのだろうか。

特に、これまで「先軍政治」のスローガンで全てに優先されてきた軍事が、ここへきて突然ないがしろにされかねない事態になって北朝鮮最大最強の集団、朝鮮人民軍は黙っているのだろうか。

金正恩委員長はこれまでにも叔父の張成沢氏を反逆罪で粛清したり、昨年も首都警備軍の指揮官をクーデターの容疑で処刑するなど政権転覆の危険にさらされているようだが、今回もクーデターを誘引する心配がないとは言えないだろう。
それを防ぐためには、中国は金委員長排除に加担しないという習主席の意思表示があれば効果的だ。

金委員長は、今クーデターをいちばん恐れているのではないか。

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