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zoom RSS 「新しい痴漢」の悪辣な手口 女性スタッフの盗撮も横行

<<   作成日時 : 2018/04/11 16:00   >>

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「触らない痴漢」が急増中だと4月初旬に報じられて以来、「新しい痴漢」の存在をよくぞ知らしめてくれたという賞賛があがる一方、痴漢冤罪が増えるのではないかと危惧する声が消えない。冤罪を危惧する人たちは、匂いをかぐなどの新しい痴漢が、予想以上に悪質なことを知らないだけではないのか。ライターの森鷹久氏が、匂いをかぐ、髪の毛に顔を埋めるなど偶然を装った新しい痴漢の形態についてレポートする。

 * * *
「触らない痴漢が存在する」

 例えば、満員電車で隣り合う女性の頭に顔を近づけ「匂いをかぐ」。これが痴漢に当たるのだとしてネット上で話題になっているが、女性からは「わかる」「経験がある」といった声が上がっているのに対し、男性側からは「息もできないのか」「電車に乗れない」などといった困惑の反論が続出している。

 決め手は「相手がどう感じるか」ということに尽きるというが、確かに「痴漢かどうか」の線引きは難しい。悪気はなくとも、セクシャルな言動によって相手に不快な思いをさせてしまう可能性は誰にでもある。ネット上では「防衛策は異性と接触しないようにするしかない」などとヒステリックな意見も飛び出すほどであるが、複数の女性に冷静に話を聞いていくと、痴漢やセクハラの悪い意味での進化は、どうやら間違いのない事実のようでもある。

「体を堂々と触ってくる痴漢は減った。でも電車の動きに乗じて下半身を押し付けてくる、髪の毛に顔をうずくめてくる、といった男性が増えた」

 こう話すのは、十代なかばから電車やバス内での痴漢被害にあい続けてきた女性(25)。”堂々と触ってくる”痴漢であれば、手を払いのけたり睨み返したり、声を上げて痴漢を指摘し、周囲の客らと協力して、駅員や警察に痴漢男を告発できた。しかし、前述のような偶然を装った痴漢行為については「私の勘違いかもしれない」「偶然かもしれない」といった思いが先行し、具体的な対応策が取れない場合がほとんどだという。

この女性の場合は、あまりにもこんな”偶然”が頻発することから、男性らが意図的に行っていることを確信するようになった。また、別の女性も痴漢と同じく性的な目的をもった「新たな手口の存在」を訴える。

「お店にほぼ毎日のようにやってきては、商品について話を聞くふりをして、何時間も話しかけられる。付き合っている人はいるのか、一人暮らしなのか、出身や年齢は……と、個人情報を聞き出そうとしてくる。ひどい時は3時間近く相手をしなければならない。相手はお客様だから対応せざるを得なく、店長や本社に相談してもどうしようもない。警察を呼ぶわけにもいかないし……」

 こう話すのは、神奈川県の巨大ショッピングモール内にある女性向けアパレル商品店で働くMさん(28)。女性向け店舗に男性が来る、といった部分だけでもある種の”意図”を感じるが、店員は客を無視できない、という立場を悪用し、様々な方法で女性に接触を試みる。わざとモノを落として女性に拾わせて体に触れようとしてくることもあった。「セクハラ」も日常茶飯事であり、胸が大きい、足が細いなど、男は「女性をほめている」つもりなのかもしれないが、女性にしてみれば気持ち悪すぎる発言が繰り返される。

 近隣の女性向け下着店には「妻のもの、娘のもの」を買いに来た、と白々しいウソをついて、下着や女性客、女性店員を定期的に物色しに来る男性もいるのだという。セクハラ行為であるだけではなく、ほかの女性客が気味悪がって店を出て行くこともあり、もはや立派な営業妨害にもなっている。

「退店してくださいとキッパリ言えないから仕方なく会話を続けるのですが、それが相手を勘違いさせているのかも……」

 当初は、シフトに入る時間や日程を変更して何とかやり過ごしていたが、ついに我慢ができず、別の店舗に逃げるように異動した。ある日、いつものようにやってきた男性客が、胸ポケットにスマホを、紙袋にはデジタルカメラを忍ばせているのを発見し、警備員に報告。警察沙汰になって、男から”報復を受けるかもしれない”と感じたからだ。

「商品の説明をしているときに、ふと足元を見ると、床に置かれた紙袋の隙間にレンズが見えました。店長にその場で相談し、すぐ警備員を呼びました。男性はもう二度と店に来ない、と警察に話したようですが、とにかく怖くて…。遠く離れた店舗に異動願を出しました。」

 筆者も女性向け雑誌編集者だったころに、女性向けアパレル店が入る東京・渋谷の有名ビルの店員、ビル運営者から同様の報告を幾度となく聞いていた。相手が店員で何もしてこない、断りづらいという関係性を悪用し、むやみやたらに話しかけたり前述のように盗撮したり、さらに盗撮した写真や動画がネットで販売されていることだってあった。

 単なる変態趣味であるだけでなく、被害女性の写真や動画を使って「金儲け」までしてしまおうとするその思考には反吐が出る思いであるが、これが現実であり、今なおこうした野蛮な行為に手を染める連中がいる。主に性犯罪事件を担当する警視庁関係者も、次のように漏らす。

「金になるから、といって男性から依頼された女性が盗撮するパターンもある。過去には、報酬を受け取った女性店員が更衣室内を撮影していたことが発覚し摘発された事例もある。セクシャルな事件には様々な形があり、事件化したときに唖然とするような手法が用いられることが多くなってきている」

 触らない痴漢がある──。

 男性である筆者も、こうした指摘を受けギョッとし、そして腹が立った。女が一方的に不快と言えば、男は何もできなくなるじゃないか……と。しかし「新しい痴漢」は確実に存在し、様々な手法でもって女性にセクハラを働く男も減らない。「俺は違う」「男がみんなそうではない」と思うのなら、そうした卑劣な連中を、男性自身が厳しく追及していくほかないのだ。

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