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zoom RSS パトレイバーの横で制御不能のドローンが親子連れに突っ込んだ日

<<   作成日時 : 2018/02/08 23:09   >>

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【コラム:ナゴヤ東新町 一五一会】

 パトレイバーのデッキアップをついに見た。去年11月のことだ。

 無理やり手短に説明すると、漫画家・ゆうきまさみさんの『機動警察パトレイバー』の世界が押井守監督のもとで実写映画化された際に、撮影で使用されたパトカーのロボット版・パトレイバーの原寸大模型が、大型トレーラーの荷台に載せられたまま立ち上がるというイベントである。

 時は折しもアメリカ・トランプ大統領初来日の前日。

 原作でレイバー隊員たちが同国の大統領来日時に警備で大失態を犯した話もあったことから、警察官が空前絶後の忙しさとなっている東京から遠く離れた岐阜・大垣の地で、まったりと「ロボフェス」に参加しているレイバーや管理を担当する“隊員”の皆様の様子が、妙にリアルでよかった。

 しかし、事故はその真横の広場で起きてしまった。

 頭に血がにじみ、母親に抱きついて泣いている男の子。痛そうに足を抑えている顔面蒼白の女の子。その脇では、ドローンが芝生をえぐるように大破していた。

 デッキアップ後に行われた、ドローンを使った上空からの菓子まきイベントで、コントロールを失った機体が親子連れらに突っ込むようにして落下。私の目の前で子供たちが救急搬送されていったのだった。

 その後の調べで、イベント主催者から委託を受けた業者が、当日国に許可されたものとは別の機体を使用していたことも発覚。ドローンの杜撰な運用・管理体制が明らかになった。

 7日深夜に名古屋のCBCテレビが放送した『本能Z』の中継コーナー“本能ザLIVE”で紹介されていたドローンスクールの様子を見ていて、その「ロボフェス」で目にした、怯え切った子供たちの顔が真っ先に浮かんだ。

同じような過ちを繰り返さないためにも、まずはしっかりとした訓練機関が必要である。

 番組によれば、そのスクールでは最短4日間で「ドローン操縦士 回転翼3級」の認定資格がとれるとのこと。だが、続く説明を聞いているとそれは国家資格ではなく、ドローンを飛ばす際に持っていると国の許可申請でスムーズになる、というものだった。

 何ともふわっとしている。この点だけ見ても、国のルール自体が現状に追い付いていない印象を受ける。

 税金を原資としている以上、100点満点で当たり前という仕事の重圧を抱えながら多忙に過ごす役人の皆様を待っていても、民間のスピード感と合わないのは世の常なのかもしれない。

 一方、番組で紹介されていたスクールはトヨタのディーラーが運営。同系列の住宅会社の方がお仕事で使用するために通うなど、スクール側も生徒側もドローンをビジネスチャンスとして捉えているようだった。民間のほうは、やれることからどんどん始めていこうというスタンスに見えた。

“ドローンスクールの今”。社会性があり、公共性、公益性も感じられるネタを扱うなんて、やるな『本能Z』と一目置いたが、今回の同コーナーはバラエティー番組で最も肝心な「娯楽性」がほぼ無かった。

 中継現場でリポーターとして奮闘するも、盛り上げようがないことに当惑しているとみられるマテンロウ・アントニーさんに感情移入してしまい、見ているのも辛い。

 いつもは中継先とスタジオのやりとりで終わる当コーナーだったが、今回は色々と足りないと制作側が考えたのか、スタジオで出演者がドローンを飛ばしてみるという、普段はない要素が足されていた。

 ちなみに普段と違ったのはそれだけではない。

 先週までの“本能ザLIVE”のコーナー紹介は、「巷で話題になっているけど中年世代の今田・東野はなかなか足を運ばない場所にカメラが潜入」。だが今回は「巷で話題のスポットにカメラが潜入しその実態を調査!」と、わざわざ微妙に修正されていた。

 これは、ドローンスクールの先生や生徒さんが一見して中年の男性ばかりだったため、「中年世代〜」という部分をひっそりカットしたのだとみられる。非常に芸が細かい。

 足し算と引き算。

 内容面でこれらが見てとれる時、番組はたいてい面白いものになっていない。

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