警備資料

アクセスカウンタ

zoom RSS 米国への入国審査時の電子機器検査が過去最多に 2017年度は3万200台

<<   作成日時 : 2018/01/09 23:35   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

米当局が米国への入国審査時に検査した電子機器の台数が2017会計年度に過去最多を記録した。こうした検査に対し、プライバシー擁護派は以前から警戒を示している。

 米税関国境警備局(CBP)は1月5日、同局の国境警備官が2017会計年度(9月締め)に検査したスマートフォンなどの電子機器は3万200台だったと発表した。2016年度の1万9051台と比べて60%近い増加だ。

 ただしCBPは、米国への入国旅行者総数は3億9700万人以上であり、検査を実施したのはそのうちの0.007%とごく一部にすぎない、と強調する。

 「今のデジタルな時代において、米国国境で法を執行し、米国民の安全を守るためには、国境での電子機器の検査が不可欠だ」とCBPのジョン・ワグナー局長補代理は声明で述べている。

 電子機器の中身を捜索する目的は、テロや児童ポルノなどの犯罪防止にある。だがプライバシー擁護派はこうした慣行を非難し、令状も相当な理由もなしに政府が電子機器の中身を捜索できるようにすべきではないと主張している。

 CBPは、電子機器の検査が急増した背景には、人々が以前よりも多くの電子機器を持ち歩くようになったこと(今では一度に数台を持ち歩く人も少なくない)に加え、旅行者数の増加やリスクアセスメント強化の影響があるとの見方を示す。

 CBPはさらに5日、パスワードとクラウドデータの扱いについて明記した、書面による指示書の最新版を公開した。

 新しいルールには、CBPの警備官には電子機器に物理的に保存されたデータの検査のみが認められ、クラウドなどのリモート環境に保存されたデータは検査対象とはならないことが明記されている。

 権限のないデータへのアクセスを防ぐために、警備官には今後、旅行者に対し、電子機器のネットワーク接続を自身で切断または無効にするよう要請することが義務付けられる。

 さらに、スマートフォンやコンピュータ、タブレットといった電子機器のデータにアクセスするために旅行者から提供されたパスワードについては、検査後ただちに削除または無効にしなければならない。

 指示書には、一般的な検査と詳細な検査の区別も明記されている。一般的な検査では、犯罪行為を疑う合理的な理由がない場合でも、警備官は旅行者の電子機器上で連絡先や写真などのデータを表示できる。一方、詳細な検査の場合は、データの内容を確認したり保存したりできるよう、電子機器を外部機器に接続することが認められる。

 こうした詳細な検査を実施するには監督官の承認が必要であり、「法律に違反する行為を疑う合理的な理由」または「国家の安全に対する懸念」(テロ監視リストに記載されているなど)がなければならない。

 電子機器の検査件数が増加している背景には、トランプ政権が国境の警備を強化し、入国を認める人を大幅に削減している状況がある。

 米国自由人権協会(ACLU)の国家安全保障プロジェクト担当弁護士ヒュー・ハンディサイド氏は、CBPの最新版の指示書について「正しい方向への一歩」と評する一方で、概して表面的な変更にとどまっており、政府は依然として憲法に違反する捜索を実施できると指摘する。

 「CBPの警備官は今後も、デジタル版のストリップサーチ(搭乗客を裸にしての所持品検査)ともいえるような行為を令状なしに実行できる」と同氏。

 ACLUは2017年、入国審査時にスマートフォンやノートPCの中身を調べられた11人の旅行者の代理として、米国国土安全保障省(DHS)を相手取った訴訟を起こしている。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
米国への入国審査時の電子機器検査が過去最多に 2017年度は3万200台 警備資料/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる