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zoom RSS 元三井物産の社員が起業 無名で業績もない中で唯一できたことは…

<<   作成日時 : 2017/11/10 21:25   >>

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個人に任される裁量やスピード感など、大手にはない魅力があるのがベンチャー企業。しかし一方で「知名度のなさ」という弱点も。ベンチャー企業の現場を取材した。

 今回取材したベンチャー経験者全員が、ベンチャーで働く醍醐味(だいごみ)として挙げたのは、「スピード感」。アイデアはすぐ社長に提案でき、GOが出た瞬間に動きだすことで、多くのことを突破できる。

 海外進出コンサルティングサービスの「サイエスト」では毎年、全社員で海外へ研修旅行に出かける。今年は急に決まった衆院選の投票日が、予定していた旅行日と重なった。社員の3割を占める「ママ社員」は退社後に期日前投票所に立ち寄る余裕がない。そこで、期日前投票のための半日休暇制度を急遽、新設した。企画からリリースまでわずか1週間だった。

 サイエストの広報担当者は、

「弊社の場合、社内制度ではなく新規事業の場合でも、リリースまで1カ月ほどが普通です」

「裁量権」「決裁権」も「スピード感」と共に突破力を構成する要素だ。

 大手アパレル会社に勤務していた女性(30)はその当時、80円のボールペンを1本買うのにも「なぜ替え芯ではなく本体か」の理由を文書にし、直属の上司、部長、総務部の承認を得なければならなかった。仕事の提案ともなると、関係部署に情報が行き渡るだけで数カ月……。

「責任分散という見方もありますが、やりがいという意味では、成果さえ出せばすべては自分次第のベンチャーのほうが上。ただ、責任も重い」(女性)

 ポスティング事業の「アト」は、今年で設立14年。黎明(れいめい)期から会社を支えてきた現役員の大越猛さん、飯田佳弘さんはいずれも30代。当初、営業職に就いたが、前職は全く別の業種だった。大越さんは理系出身で最初の就職先は大手警備会社の研究開発センター。飯田さんは大手学習塾で働いていた。

「営業なんてやったことがなく、クロージング(相手に結論を迫る営業スキルの一つ)どころか見積もりの出し方すら知りませんでした」(飯田さん)

 しかし、当時は社長、副社長も営業の第一線で働くような状況。わからないことは聞きながら、自分なりのやり方を見つけて突き進むしかない。すべてが個人の裁量に任されていた。会社の過渡期でクライアントの業種も多岐にわたり、

「同じ業務がほぼなく、日々発見。それが面白くて仕方なかった」(同)

 そうこうするうちに、狭い新宿の倉庫兼事務所から、代々木、原宿、西新宿を経て、昨年からはビル一棟を丸ごと借りるまでに成長。「次」の可能性もある。

ベンチャーで働く者誰もが一度は壁だと感じる「知名度のなさ」も、「大企業の看板が使えないからこそ、会社と自分を信用し、興味を持ってもらえるよう働きかけるしかない」というマインドを生むと話すのは、佐藤孝徳さん(34)。2006年に新卒で三井物産に入社。16年3月に退社し、6月に日本で先駆けて国際物流向けクラウドサービスを提供するベンチャー企業「サークルイン」を設立した。

 国際物流向けクラウドサービスは海外では注目される分野だが、日本ではあまり知られていない。変化を嫌う物流業界で、社名もそうだが、業務内容そのものを受け入れてもらうのは易(やす)き道ではなかった。

「無名で業績もない。世の中のためになる面白いビジョンだと訴えても、同じように考えているベンチャーはたくさんあります。できるのは、僕らこそが一段上だと伝えることだけでした」(佐藤さん)

 同じく三井物産出身の共同創業者と、それぞれの人脈を駆使して国際物流向けクラウドサービスの将来性を説いて回った。クライアントも必要だが、ビジョンを共有できる優秀なパートナーも必要。熱意を込めて伝えてもすぐにはうまくいかないが、この人がだめなら次、また次へと、興味を持ってくれる人にぶつかっているうちに、「これは」という相手にたどり着いた。最初の1人を突破すれば、2人目、3人目は難しくなかった。必要なパートナーが集まるまでに要したのは8カ月――。

「ベンチャー」という言葉や概念は、清成忠男・法政大学元総長らがつくったものだ。遠藤哲さんは法政大学職員時代に清成元総長に感化され、1996年にベンチャー支援の「ユビキタスネットワーク」を設立。自身もベンチャーを起こした一人として、「ベンチャーに学ぶ突破力」は二つあると話す。

 ひとつは、高いモチベーション。それによってベンチャーとしてやりたいことを情熱を持って100%伝えられる。そしてもうひとつは、ネバーギブアップの精神だ。

「ベンチャーで最も大変なことは資金集めです。高いモチベーションで情熱を持って100%伝えても、望む結果につながらないことが大半。しかし5人に断られたら6人目、6人に断られたら7人目へ。結果が出るまでやれば、結果は必ず出るのです」

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